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J-GLOBAL ID:201702243009168347   整理番号:17A0503589

Sanghuangporus sanghuangの菌糸の抗炎症活性

Anti-Inflammatory Activity of Sanghuangporus sanghuang Mycelium
著者 (8件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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急性肺傷害(ALI)は,肺組織の炎症と活性酸素種の過剰蓄積により生じる酸化傷害により特徴付けられる。研究は,抗炎症剤または抗酸化剤が良好な結果を伴うALIの治療に使用できることを示唆した。したがって,抗酸化と抗炎症特性を示すと思われるSanghuangporus sanghuang(SS-1)の菌糸体抽出物がマウスのリポ多糖類(LPS)誘発性ALIに関連する過剰な炎症反応に対して使用できるかどうかを試験し,その可能性のある作用機序について調べた。実験結果は,SS-1の投与がLPS誘発炎症を阻害し得ることを示した。SS-1は炎症細胞の数を減少させ,ミエロペルオキシダーゼ(MPO)活性を阻害し,肺組織におけるTLR4/PI3K/Akt/mTOR経路およびNF-κBとMAPK経路のシグナル伝達を調節し,BALFにおける高移動度群box-1蛋白質1(HNGB1)活性を示した。さらにSS-1は,肺組織中の抗酸化酵素ヘムオキシゲナーゼ1(HO-1)とチオレドキシン-1(Trx-1)の合成に影響を与え,KRAB関連蛋白質-1(KAP1)/核因子赤血球系2関連因子Nrf2/Kelch様ECH関連蛋白質1(Keap1)経路におけるシグナル伝達を調節した。組織学的結果は,誘導前のSS-1の投与が肺組織の大規模なLPS誘発好中球浸潤を阻害し得ることを示した。以上の実験結果に基づき,SS-1がマウスにおけるLPS誘発ALIに対して保護効果を示すことを提示した。S.sanghuangの菌糸体は,炎症関連疾患の治療または予防のために使用可能と思われた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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微生物生理一般  ,  消炎薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (2件):
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