抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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茨城県北部の五浦海岸は海食崖海岸で,風化による崩壊や波浪による浸食で斜面が後退していたところに,東日本大震災によって小崩落が発生し,崖上の住宅,観光施設及び道路,また住民,観光客の安全が危惧されている。被害防止のために容体調査を行った。現場は標高20~40mの垂直な崖と岩礁に囲まれ,人や船が容易に立ち入れない場所であり,過去にヘリコプタでによるレーザ計測が行われたが計測高度が500mと高かったため水面附近の海食洞などの浸食実態を充分に把握できなかった。ディジタルカメラを搭載した小型無人機を使って,2015年7月に高度2m~50mで,無人機を一定の高度と速度で飛行させ,水平方向にラップさせながら撮影を行った。これを水面付近から崖上まで繰り返して,垂直方向のラップも確保しつつ崖面を隈なく撮影した。撮影した写真にSfMソフトウェアによる画像解析処を施し,三次元地形モデルを作成した。