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J-GLOBAL ID：201702243244455412   整理番号：17A0518122

TFA-MOD法での二段階加熱プロセスを用いたYBa₂Cu₃O_yコート線材におけるBaHfO₃ナノ粒子の小径化

Miniaturization of BaHfO₃ nanoparticles in YBa₂Cu₃O_y-coated conductors using a two-step heating process in the TFA-MOD method

著者 (9件)： HORITA H (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  TERANISHI R (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  YAMADA Kazuhiro (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  KANEKO K (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  SATO Y (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  OTAGURO K (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  NISHIYAMA T (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  IZUMI T (Superconductivity Res. Lab.-ISTEC, Kanagawa, JPN) ,  AWAJI S (Tohoku Univ., Miyagi, JPN)
資料名： Superconductor Science and Technology  (Superconductor Science and Technology)
巻： 30  号： 2  ページ： 025022,1-8  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： T0607A  ISSN： 0953-2048  CODEN： SUSTEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 粒子サイズを小さくするためにTFA-MOD法(トリフルオロ酢酸塩-有機金属塩熱分解法)での二段階加熱プロセスを用いて,YBa₂Cu₃O_y(YBCO)膜にBaHfO₃(BHO)ナノ粒子を導入した。磁束ピンニングセンターを導入することで臨界電流密度(J_c)向上させることができる。結晶化における二段階加熱プロセスを用いて調製した膜の微細構造およびJ_c特性を調べた。一段階加熱プロセスを用いた19nmのナノ粒子と比較して,二段階加熱プロセスでは,膜中に平均サイズ15nmのBHOナノ粒子が生成された。MOD法の加熱プロセスを改良することにより,膜中のナノ粒子のサイズを小さくすることができ,小径化されたナノ粒子は磁場中でのJ_cの増加に寄与することが明らかになった。Ba-F相の分解とYBCO結晶化前のBaOの分散がBHOピンニングセンターの小径化において重要な要素であった。急冷された試料の微細構造観察に基づいて小径化の機構を研究した。

シソーラス用語： *YBCO薄膜 ,  *イットリウムバリウム銅酸化物 ,  *銅酸化物超伝導体 ,  *ナノ粒子 ,  *磁束ピン止め ,  ドーピング ,  加熱 ,  臨界電流密度 ,  薄膜成長 ,  熱分解 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボン酸塩 ,  テープ ,  粒径 ,  酸素酸塩 ,  *ハフニウム化合物
準シソーラス用語： TFA-MOD法 ,  イットリウム系酸化物超伝導体 ,  *イットリウム系酸化物超電導線材 ,  コーテッドコンダクタ ,  ハフニウム酸バリウム ,  人工ピンニング ,  人工ピンニングセンター ,  酢酸塩 ,  超伝導テープ

分類 (1件)： 酸化物系超伝導体の物性  (BM04023I)

タイトルに関連する用語 (7件)： TFA-MOD法 ,  段階 ,  加熱プロセス ,  コート ,  線材 ,  ナノ粒子 ,  小径