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J-GLOBAL ID：201702243257962546   整理番号：17A0482785

河川堤防被害

著者 (6件)： 石藏良平 (九大 大学院工学研究院) ,  柿原芳彦 (応用地質) ,  前田秀喜 (西日本技術開発) ,  内野隆文 (カミナガ) ,  高橋宏樹 (復建調査設計) ,  安福規之 (九大 大学院工学研究院)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 65  号： 4  ページ： 16-19  発行年： 2017年04月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成28年熊本地震による河川堤防被害の概要および被害影響要因の分析結果を紹介した。白川・緑川(国管理)水系の河川堤防の被害状況を示すとともに,緑川について堤防被害に及ぼす影響要因を考察した。緑川の被害要因を分析した結果,河川流域の微地形や地盤構成と堤防被災との密接な関係が窺えた。火山灰質土の液状化の理解や粘土層の時間遅れ沈下等の分析が今後の地盤工学的な課題である。秋津川・木山川等(県管理)の河川堤防の被害状況も示し,今後の復旧の方向性を説明した。

シソーラス用語： *大地震 ,  熊本県 ,  *河川堤防 ,  震災 ,  河川流域 ,  河川 ,  地形 ,  火山灰土 ,  液状化
準シソーラス用語： 微地形 ,  *平成28年熊本地震 ,  緑川

分類 (2件)： 河川工事  (RC12030X) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (6件)：

• 国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所,第1回緑川・白川堤防調査委員会資料,2016.
• Oka, F., Tsai, P., Kimoto, S., Kato, R.,: Damage patterns of river embankments due to the 2011 off the Pacific Coast of Tohoku Earthquake and a numerical modeling of the deformation of river embankments with a clayey subsoil layer, Soils and Foundations, Vol. 52, No. 5, pp. 890-909, 2012.
• 熊本県土木部:H28熊本地震緑川支流木山川等の堤防復旧に対する考え方について,2016.
• 熊本県地質調査業協会:熊本市周辺地盤図,2003.
• 松田 博:粘土層の地震後沈下過程の推定,土木学会論文集,No.568/III-39,pp.41~48,1997.

タイトルに関連する用語 (2件)： 河川堤防 ,  被害