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J-GLOBAL ID:201702243652171876   整理番号:17A1970005

肺腺癌の非喫煙患者における腫瘍微小環境の予後不良免疫特徴の決定【Powered by NICT】

Determination of poor prognostic immune features of tumour microenvironment in non-smoking patients with lung adenocarcinoma
著者 (21件):
資料名:
巻: 86  ページ: 15-27  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0802C  ISSN: 0959-8049  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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以前に腫瘍浸潤CD8~+T細胞の予後的意義は肺非小細胞癌(NSCLC)における組織型と患者の喫煙習慣に応じて異なることを実証した。浸潤CD8~+T細胞腺癌の非喫煙者における免疫抑制微小環境において十分に活性化されないことを示唆した。NSCLCにおける免疫原性微小環境を理解するために,我々は代替計数法および多色染色法(n=234)を用いた免疫組織化学的評価を行うことにより免疫細胞を総合的に特性化し,遺伝的分析法(n=58)を用いて免疫関連遺伝子発現を評価した。インターフェロンガンマ(IFN γ)とグランザイムを発現する活性化CD8~+T細胞の高い浸潤は腺癌患者の術後生存と相関することを見出した。一方,CD8~+T細胞蓄積は腺癌患者における悪い予後因子,特に非喫煙者として同定された。浸潤CD8~+T細胞種々免疫調節遺伝子を高発現するこの微小環境における活性化された有意に少なかった。潜在的免疫調節性CD8~+FOXP3~+T細胞とimmunodysfunctional CD8~+GATA3~+T細胞は非喫煙者の腺癌で増加した。ケモカイン受容体-4(CCR4)-およびケモカインリガンド(CCL17)-CD163~+M2様マクロファージを発現することを発現するCD4~+FOXP3~+調節性T細胞は,非喫煙者の腺癌における相関と有意に蓄積した。これらの特徴的な免疫細胞は肺腺癌の非喫煙患者における免疫抑制微小環境を創造することにより腫瘍進行を促進する可能性がある。著者らの知見は,非小細胞肺癌に対する免疫チェックポイント遮断療法を含む個別化免疫療法の現在の戦略を微細化するために役立つ可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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呼吸器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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