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J-GLOBAL ID：201702243790684669   整理番号：17A0632744

位相情報を使う散逸エネルギー測定における確度改善

Accuracy improvement in dissipated energy measurement by using phase information

著者 (4件)： SHIOZAWA D (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  INAGAWA T (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  WASHIO T (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  SAKAGAMI T (Kobe Univ., Kobe, JPN)
資料名： Measurement Science and Technology  (Measurement Science and Technology)
巻： 28  号： 4  ページ： 044004,1-6  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： C0354C  ISSN： 0957-0233  CODEN： MSTCEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 疲労限界の評価と疲労寿命の予測に使える散逸エネルギーの測定確度を,位相情報に基づいて改善する位相2fロックイン赤外法を提案する。従来の2fロックイン赤外法では,散逸エネルギーは温度変化の2倍周波数成分として得られる。ここでは2倍周波数成分を位相解析した。その成分は疲労試験機のエネルギー散逸と高調振動の影響を含み,熱弾性温度変化と2倍周波数成分の位相差は特定の値であると分かる。位相2fロックイン法は散逸エネルギーの特定位相を利用し,疲労試験器の高調振動のための熱弾性的温度変化の様なノイズ成分の除去に有効である。この方法は散逸エネルギーに基づく疲労限界評価の確度と将来の割れ開始点の検出を改善する。

シソーラス用語： 疲れ強さ ,  疲れ寿命 ,  *非破壊検査 ,  *エネルギー散逸 ,  計測 ,  情報 ,  位相 ,  精度 ,  温度変動 ,  疲れ試験
準シソーラス用語： 確度

分類 (1件)： 非破壊試験  (HB02030F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 位相情報 ,  散逸 ,  エネルギー測定 ,  確度