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J-GLOBAL ID：201702243933023922   整理番号：17A0177770

植物工場における光学技術 宇宙における植物栽培研究と求められる光技術

著者 (3件)： 矢野幸子 (宇宙航空研究開発機構 きぼう利用セ) ,  矢野幸子 (科学技術・学術政策研 科学技術予測セ) ,  嶋津徹 (宇宙航空研究開発機構 きぼう利用セ)
資料名： 光学  (Japanese Journal of Optics)
巻： 46  号： 1  ページ： 25-31  発行年： 2017年01月10日 
JST資料番号： G0125B  ISSN： 0389-6625  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国際宇宙ステーションに,日本が開発した宇宙実験棟「きぼう」が接続され,微小重力環境が利用できるようになった。これを利用して様々な生命科学実験が実施された。本論文では,各国の宇宙植物栽培研究の状況について紹介した。日本の宇宙探査方針や宇宙航空研究開発機構の宇宙探査方針を述べ,宇宙農業の必要性を説明した。また,各国の栽培研究として,日本,米国,ロシア,ヨーロッパの事例を説明した。宇宙での植物研究と実験装置を述べ,植物生理学研究の結果と注意点を示した。また,宇宙農業の今後の展開と光技術に期待することも示した。食料生産用の植物栽培光源としてLEDは有望である。今後は栽培中の植物個体の生育状況や成分組成を非破壊でモニタリングし,栽培条件にフィードバックすることが必要になってくる。

シソーラス用語： *オプトエレクトロニクス ,  *植物工場 ,  栽培 ,  宇宙空間 ,  宇宙飛行体 ,  *スペースラブ ,  宇宙ステーション ,  行政機関 ,  実験装置 ,  微小重力 ,  発光ダイオード ,  フィードバック ,  監視装置
準シソーラス用語： きぼう ,  宇宙航空研究開発機構 ,  光技術 ,  国際宇宙ステーション ,  *植物栽培

分類 (2件)： 作物栽培施設  (FB03040V) ,  宇宙飛行体  (QK08000Y)

引用文献 (32件)：

• 文部科学省宇宙開発利用部会:国際宇宙ステーション・国際宇宙探査小委員会第2次とりまとめについて.平成27年7月2日報告(文部科学省,2015).
• 国際宇宙探査協働グループ:国際宇宙探査ロードマップ,NP-2013-06-945-HQG-28568 日本語版 (2013). (http://www.jaxa.jp/projects/sas/planetary/les/roadmap_2_j.pdf)
• NASA: NASA's Journey to MARS. NP-2015-08-2018-HQ (2015).
• M. S. Anderson: Life Support Baseline Values and Assumptions Document, NASA/TP-2015-218570 (NASA, 2015).
• 後藤英司:′′植物を中心とする閉鎖生態系生命維持システムの構築及び関連実験′′,平成15年度宇宙環境利用の展望(宇宙環境利用推進センター,2003).

タイトルに関連する用語 (7件)： 植物 ,  工場 ,  光学技術 ,  宇宙 ,  植物栽培 ,  研究 ,  光技術