文献

J-GLOBAL ID：201702243958031877   整理番号：17A0361513

乳牛の酸化および抗酸化状態に及ぼす共役リノール酸添加の影響【Powered by NICT】

The effect of conjugated linoleic acid supplements on oxidative and antioxidative status of dairy cows

著者 (8件)： Hanschke N. (Clinic for Cattle, University of Veterinary Medicine, Foundation, 30173, Hannover, Germany) ,  Kankofer M. (University of Life Sciences, 20-033, Lublin, Poland) ,  Ruda L. (Clinic for Cattle, University of Veterinary Medicine, Foundation, 30173, Hannover, Germany) ,  Holtershinken M. (Clinic for Cattle, University of Veterinary Medicine, Foundation, 30173, Hannover, Germany) ,  Meyer U. (Institute of Animal Nutrition, Friedrich-Loeffler-Institut, Federal Research Institute for Animal Health, 38116, Braunschweig, Germany) ,  Frank J. (Institute of Biological Chemistry and Nutrition, University of Hohenheim, 70599 Stuttgart, Germany) ,  Daenicke S. (Institute of Animal Nutrition, Friedrich-Loeffler-Institut, Federal Research Institute for Animal Health, 38116, Braunschweig, Germany) ,  Rehage J. (Clinic for Cattle, University of Veterinary Medicine, Foundation, 30173, Hannover, Germany)
資料名： Journal of Dairy Science  (Journal of Dairy Science)
巻： 99  号： 10  ページ： 8090-8102  発行年： 2016年 
JST資料番号： C0282A  ISSN： 0022-0302  CODEN： JDSCAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 乳牛は分娩前後および泌乳初期に頻繁に負のエネルギーバランスを開発し,体脂肪の過剰な動員と続いてケトーシスおよび他の疾患のリスク増加をもたらした。食餌性共役リノール酸(CLA)補給は乳脂肪含有量に及ぼすそれらの抑制効果を中心とした乳牛に用いられているが,抗酸化特性を有することを提案した。酸化ストレス,疾患発症に寄与すると仮定されると関連している負のエネルギーバランスから,本研究は,泌乳牛の酸化及び抗酸化状態に及ぼすCLAの影響を調べるために行われた。ドイツホルスタイン牛(初産n=13,経産32)は対照脂肪補給の100g/日,87%ステアリン酸(CON; n=14),CLA添加物(CLA 50; n=15)の対照脂肪サプリメントと50g/dの50g/d,あるいはCLAサプリメント(CLA 100; n=16)の100g含むを受けている3グループに分けた。CLA添加は,脂質カプセル化し,各トランス-10,シス-12CLAとシス-9,トランス-11CLAの12%を含んでいた。補給は分娩後d1と182の間で起こった;分娩後252年までの182dは,消耗期間とした。血は,分娩と関連した 21日,1 21 70年,105年,140年,182年,224年および252で採取した。抗酸化状態は,血漿,α-トコフェロール,α-tocopherol-to-コレステロール質量比,およびレチノールの鉄還元能を用いて決定した。ヒドロペルオキシドの酸化状態濃度の定量のために,チオバルビツール酸反応性物質(TBARS),N′-ホルミルキヌレニン,ビチロシンを測定した。反復測定による固定およびランダム効果の混合モデルを用いて,1~年の期間( 21Dから140)と2(d182,252)を評価した。乳牛はヒドロペルオキシドとTBARSの増加した血清濃度に関して,授乳期間を通じて減少したにおける周産期中に増加した酸化ストレスと脂質過酸化を示した。期間1~年の間,添加した乳牛は低いTBARS濃度は2~年で検出できなかったを示した。他の決定されたパラメータはCLA添加により影響を受けなかった。得られた結果は,選択した用量,定式化,および適用期間における食餌性CLA添加が泌乳中の乳牛における脂質過酸化の観点からのわずかな抗酸化作用を有することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 酸化ストレス ,  血漿 ,  ホルスタイン ,  乳脂肪 ,  血清中濃度 ,  サプリメント ,  乳汁分泌 ,  エネルギー収支 ,  *共役リノール酸 ,  酸化防止 ,  周産期 ,  脂質過酸化 ,  分娩 ,  *乳牛
準シソーラス用語： チオバルビツール酸反応物質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： キーワード共役リノール酸 ,  乳牛 ,  酸化ストレス ,  抗酸化剤

分類 (2件)： 牛  (FD02020Y) ,  特殊飼料  (FD07050O)

タイトルに関連する用語 (4件)： 乳牛 ,  酸化 ,  抗酸化状態 ,  共役リノール酸