抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
エレベータ群の効率的な運行のためには,群管理制御や乗場行先階登録方式などのシステムが既に研究されている。しかしそれらはエレベータが複数台ある場合を想定することが多い。例えば,特定の混雑階が存在する場合に,その他の階でエレベータを待機する利用者は長時間待たされるという問題が生じる。複数台のエレベータを制御すれば,効率的かつ公平に運行することができるが,単機エレベータでは不便さを解消することは難しい。そこで本研究では単機エレベータでも,利用者に向けて各階のエレベータホールの状況を可視化したり,一部階段を使用するなどの行動を促すメッセージを配信することで,効率的な運行を実現することを提案する。本稿では,このシステムの有効性をシミュレーションで確認した。また,簡易的なシステムを構築し,リアルタイム性などの検討を行った。(著者抄録)