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J-GLOBAL ID:201702244650387986   整理番号:17A0716137

ヒト皮膚線維芽細胞およびヘアレスマウス皮膚における(Coffea arabica(アラビカコーヒーノキ)抽出物による紫外線B誘発光損傷の緩和

Alleviation of Ultraviolet B-Induced Photodamage by Coffea arabica Extract in Human Skin Fibroblasts and Hairless Mouse Skin
著者 (11件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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48.3±0.4mg/gのクロロゲン酸および微量のカフェイン酸を含むCoffea arabica(アラビカコーヒーノキ)抽出物(CAE)は,ヒトの皮膚線維芽細胞における光老化活性を緩和することが判明した。この研究では,ポリフェノールを豊富に含むCAEを,その抗酸化および抗炎症特性,またBALB/cヘアレスマウスの紫外線B(UVB)誘発光損傷を緩和する能力について調べた。その結果,500μg/mLのCAEは,94.7%の還元力,46.4%の鉄イオンキレート活性,および20.3%のヒドロキシルラジカル消去活性を示すことがわかった。CAEの用量は,繊維芽細胞におけるUVB誘発活性酸素種(ROS)の生成を依存的に減少させた。また,CAEは,UVBによって誘導されるシクロオキシゲナーゼ-2およびp-インヒビターκBの発現,および核因子カッパB(NF-κB)の線維芽細胞の核への転座を阻害した。さらに,CAEは,コラーゲン含量を回復させ,UVB誘発表皮過形成を減少させることによって,BALB/cヘアレスマウスにおけるUVB誘発光老化および光損傷を緩和した。CAEはまた,ヘアレスマウス皮膚におけるUVB誘導NF-κB,インターロイキン-6,およびマトリックスメタロプロテイナーゼ-1発現を阻害した。結果は,CAEが,UV誘発酸化ストレスおよび炎症を阻害することによって,抗光損傷活性を発揮することを示した。したがって,CAEは抗酸化,抗炎症,および抗光損傷製品に使用するための候補物質である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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外皮作用薬の基礎研究 

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