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J-GLOBAL ID：201702244655916903   整理番号：17A1004512

レオロジーの視点に基づく成形加工プロセスに適した機能性繊維・高分子の材料設計の検討

A Study of the Processable Material Design for Functional Fiber Polymer Based on the Rheology

著者 (1件)： 植松英之 (福井大学学術研究院 工学系部門 繊維先端工学講座)
資料名： 繊維学会誌  (Journal of the Society of Fiber Science and Technology, Japan)
巻： 73  号： 8  ページ： P-298-P-301(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： F0278A  ISSN： 0037-9875  CODEN： SENGA5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者はこれまで,繊維やフィルムを成形する際に重要となる素プロセスである溶融樹脂の押出流動挙動の制御,多成分系材料のレオロジーと成形加工性及び力学特性の関係,ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の繊維化とカーボン系フィラーのPTFEへの選択的吸着性を利用した機能性フィルムの開発,などについて検討している。本稿では,その中からPTFEの繊維化による特異的なレオロジーと,カーボン系フィラーのPTFEへの吸着性を利用した機能性膜を開発した事例を報告した。カーボンナノファイバー(CNF)を含んだフィルムで作製したPTFEのSEM像を見ると,PTFE繊維にCNFが吸着し,また,繊維間の空間を有していることが確認された。膜の表面抵抗率はCNFの添加量と共に著しく減少することが分かった。

シソーラス用語： *レオロジー ,  *加工 ,  *材料設計 ,  *機能性繊維 ,  *機能性高分子 ,  *プロセス設計 ,  *ポリテトラフルオロエチレン ,  *高分子薄膜 ,  *吸着 ,  *ポリスチレン ,  *ナノファイバ ,  *炭素繊維 ,  三成分系 ,  揮発性 ,  多孔性 ,  伸び粘度 ,  時間依存性 ,  走査電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  電気抵抗率
準シソーラス用語： 成形加工 ,  機能性フィルム ,  吸着性 ,  *CNF【繊維】 ,  導電性膜 ,  表面抵抗率

分類 (1件)： 繊維物性一般  (YM02010H)

タイトルに関連する用語 (7件)： レオロジー ,  視点 ,  成形加工 ,  プロセス ,  機能性繊維 ,  高分子 ,  材料設計