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J-GLOBAL ID:201702244849264447   整理番号:17A1432318

BiCh2ベース層状化合物Eu0.5Ce0.5FBiS2-xSexにおけるSe置換によって誘起されるバルク超伝導

Bulk Superconductivity Induced by Se Substitution in BiCh2-Based Layered Compounds Eu0.5Ce0.5FBiS2-xSex
著者 (3件):
資料名:
巻: 86  号: 10  ページ: 104712.1-104712.5  発行年: 2017年10月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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BiCh2ベース(Ch:S,Se)層状化合物Eu0.5Ce0.5FBiS2-xSex(x=0~1)における結晶構造と超伝導におよぼすSe置換の影響について報告する。結晶構造解析から,関連するLaドープ系Eu0.5La0.5FBiS2-xSexとは異なり,aとcの両格子定数ともxの増加とともに増大することがわかった。これは,本Ceドープ系における面内と面外の両方のChサイトでのSe置換による。x=0.2~1に対して2K以上で抵抗率がゼロになった。磁化率測定によりEu0.5Ce0.5FBiS2-xSexの超伝導特性を調べ,大きな遮蔽体積割合を持つx=0.6に対して3.5Kの最高の超伝導転移温度が得られた。増大する面内化学圧効果によって,バルク超伝導と金属的伝導の発現を定性的に記述できた。恐らく,Ce3+イオンの磁気モーメントの強磁性秩序のために,8K以下での磁気異常がBiCh2層内のバルク超伝導と共存した。磁気転移温度に対するSe置換の影響は無視できるので,(Eu,Ce)F層での磁気秩序とBi(S,Se)2層での超伝導との間の結合は弱いと思われる。(翻訳著者抄録)
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その他の超伝導体の物性 

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