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J-GLOBAL ID：201702244980702457   整理番号：17A0306347

気候変動適応における順応型管理~計画枠組の設定,及び水稲の計画試論~

著者 (4件)： 白井信雄 (法政大) ,  田中充 (法政大) ,  嶋田知英 (埼玉県環境科学国際セ) ,  石郷岡康史 (農業・食品産業総合技術研究機構)
資料名： 計画行政  (Planning and Public Management)
巻： 40  号： 1  ページ： 30-41  発行年： 2017年02月15日 
JST資料番号： L6939A  ISSN： 0387-2513  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 気象変動の悪影響が顕在化する中で,気象変動への適応策としての順応型管理の必要性が提唱されている。地方自治体等が気候変動適応の順応型管理を確実に運用できるよう方法論の枠組み(プロセスと計画要素)を設定し,本方法論に基づいた実施例による検証を行った。その結果,順応型管理に関する海外の気候研究成果を取りまとめ,未来予測に基づく代替案の設定と選択,不確実性に対応するためのモニタリングと科学へのフィードバック等の考え方を整理し,曖昧であった順応型管理の定義や特徴を明確にした。また,埼玉県での水稲の高温障害を事例検討項目として,具体的な実行項目の検討やその課題を整理し,順応型管理の計画の具体像を明らかにすることが出来た。

シソーラス用語： *気候変動 ,  環境順応 ,  管理 ,  予測 ,  不確実性 ,  監視 ,  水稲 ,  障害 ,  行政 ,  理論 ,  事例研究 ,  埼玉県
準シソーラス用語： ケーススタディ ,  モニタリング ,  環境適応 ,  気象変動 ,  計画理論 ,  高温障害 ,  順応型管理 ,  未来予測

分類 (1件)： 気候学,気候変動  (DC05140T)

引用文献 (25件)：

• 1) 環境省(2012)「第四次環境基本計画」、67-77.
• 2) 閣議決定(2015)「気候変動の影響への適応計画」、82.
• 3) 松田裕之(2008)「生態リスク入門」、共立出版、228.
• 4) 三村信男(2012)「将来のリスクへの予見的対応の重要性」土木学会誌97(3)、82.
• 5) 法政大学地域研究センター(2015)「気候変動適応ガイドライン-地方自治体における適応の方針作成と推進のために」45.

タイトルに関連する用語 (4件)： 気候変動適応 ,  順応 ,  計画 ,  水稲