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J-GLOBAL ID:201702245068833390   整理番号:17A0499946

ドラスタチン16の全合成および生物活性

Total synthesis and biological activity of dolastatin 16
著者 (9件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 1140-1150  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0499C  ISSN: 1477-0520  CODEN: OBCRAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ドラスタチン16(Pettit他によって潜在的な抗悪性腫瘍剤代謝産物としてのアメフラシ科Dolabella auriculariaから最初に単離した大環状デプシペプチド)の全合成を,収束的方法で達成した。ドラスタチン16が,強い防汚活性を示すことが,Tanによって報告された。したがって,船舶および浸水した人工建造物への海の底生生物(例えば,Amphibalanus amphitrite)の付着を阻害する有望性を示した。それゆえに,ドラスタチン16は,禁止されたトリブチルスズに基づいた防汚塗料に取って代わる,新しい環境にやさしい防汚材料のための潜在的化合物であった。ドラスタチン16の合成は,ペプチドカップリング中に,L-プロリンとN-メチル-D-バリンとからなるジケトピペラジンの形成を妨げるためのプロリノールの利用を含んだ。ペプチド鎖の伸長のためのこの方法は,1つのセグメントの効率的でスケールアップ可能な合成を可能にした。続いてそれを,もう一つのセグメントと結合させて,そして閉環して,ドラスタチン16の大環状骨格を形成させた。合成ドラスタチン16は,Amphibalanus amphitriteのキプリス幼生に対する,天然ドラスタチン16と類似の強力な防汚活性を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
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動物の生化学  ,  ペプチド  ,  ピロール  ,  付加反応,脱離反応 
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