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J-GLOBAL ID:201702245270282450   整理番号:17A1557254

クルクミンは機械的外傷により誘発された心機能障害を改善する【Powered by NICT】

Curcumin ameliorates cardiac dysfunction induced by mechanical trauma
著者 (10件):
資料名:
巻: 814  ページ: 73-80  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ウコン(Carcuma longa)から誘導した植物化学成分,クルクミンはその抗炎症および抗酸化特性のため広く研究されてきた。炎症と酸化ストレスは外傷後心筋細胞アポトーシス,二次心機能不全に寄与するにおいて重要な役割を果たしている。本研究は外傷後心臓機能不全に対するクルクミンの保護効果を同定し,その基になる機構を検討した。ノーブル-コリップドラムをラットの機械的外傷(MT)モデルを作成するために使用され,外傷を受けたラットの血行動態反応は外傷後の心室挿管12時間で観察した。心筋アポトーシスは末端デオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼdUTPニック末端標識(TUNEL)染色とカスパーゼ-3活性分析により決定した。単球と心筋細胞により生成された腫瘍壊死因子-α(TNF α)および活性酸素種(ROS)は酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)により同定し,心筋細胞におけるCa~2+の細胞内変化は,共焦点顕微鏡により検討した。in vivoでは,クルクミンはMT誘導の二次心機能不全を改善し効果的に外傷を受けた心筋細胞のアポトーシス指数を有意に減少させた。in vitroでは,クルクミンは,単球によるTNF-α産生を阻害し,循環TNF-αレベルを低下させた。クルクミン前処理により,H9c2細胞におけるROS産生とCa~2+過負荷は抑制されたこれらの細胞は外傷性血しょうと共にインキュベートした。,クルクミンは主として全身性炎症反応を阻害し,心筋細胞の弱化酸化ストレス反応とCa~2+過負荷によるMT誘導の心機能障害を改善することができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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循環系の基礎医学 
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