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J-GLOBAL ID:201702245347356985   整理番号:17A1161441

ドメイン交換二量体を用いたAllochromatium vinosumチトクロームc′オリゴマの生成と一酸化炭素依存性解離【Powered by NICT】

Formation and carbon monoxide-dependent dissociation of Allochromatium vinosum cytochrome c′ oligomers using domain-swapped dimers
著者 (9件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 464-474  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2730A  ISSN: 0961-8368  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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人工蛋白質超分子の数は増加しているが,蛋白質オリゴマ形成の制御は困難なままである。Allochromatium vinosum(AVCP)からのチトクロームc′はその天然型のホモ二量体蛋白質であり,そのプロトマーはガス結合部位としての共有結合した五配位ヘムを含む四ヘリックス束構造を示した。AVCPはCOの存在下および非存在下に応じてユニークな可逆的二量体-単量体遷移を示した。ここでドメイン交換二量体AVCPを構築し,四量体及び高次オリゴマを形成するために利用した。酸化四量体AVCPのX線結晶構造を二単量体サブユニットと一つのドメイン交換二量体サブユニット,プロトマー間のヘリックスαAとαBを含む領域を交換した。四量体におけるドメイン交換二量体サブユニットと単量体サブユニットの活性部位構造は天然二量体の単量体サブユニットのものと同様であった。四量体におけるドメイン交換二量体と単量体サブユニットの界面におけるサブユニット-サブユニット相互作用は天然二量体におけるサブユニット-サブユニット相互作用と類似していた。還元四量体AVCP CO結合によりドメイン交換二量体と二つの単量体に解離した。単量体なしでは,ドメイン交換二量体はCOが存在しないが,オリゴマはCOの存在下でのドメイン交換二量体への解離における四量体,六量体及び高次オリゴマを形成し,ドメイン交換二量体は天然ACVPのCO誘起サブユニット解離挙動を維持することを示した。これらの結果は,蛋白質オリゴマ形成は二量体-単量体遷移蛋白質のドメイン交換を利用して制御されるかもしれないことを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  分子構造 

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