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J-GLOBAL ID:201702245614553069   整理番号:17A0678127

オンライン固相抽出/ICP-MSにおける放射性ストロンチウム分析のための内標準補正シグナル積算法の開発

著者 (6件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 181-187(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0008A  ISSN: 0525-1931  CODEN: BNSKAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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オンライン固相抽出-誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS)は,単独でICP-MSを使用するより大きな強度のシグナルを得ることができるが,それと同時に,分析対象物と同様に濃縮された共存物質が溶出し,プラズマに導入されることでシグナルが減少(減感)する場合がある.この問題を解決するために,計測されるシグナルを,内標準物質で補正する内標準補正シグナル積算法(ISCSI)を開発した.この方法は,クロマトグラム状のカラム濃縮・溶離ピークと,オンラインで添加された内標準元素の連続シグナルを計測し,過渡的に得られるシグナルを逐次,減感補正してピーク面積を得る手法である.本研究では,一例として,放射性ストロンチウム(90Sr)分析へと適用するとともに,環境水への90Sr添加回収試験を実施した.本法を使用しない場合,添加量に対し87% の値として得られたが,本法を使用することで103% を示した.また,0.4~2.0 ppq(2~10 Bq L-1)の90Sr溶液50 mLにおける繰り返し測定(n=10)ではRSD 5.2~12.6% と高い再現性を示した.(著者抄録)
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分類 (2件):
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無機物質中の元素の物理分析  ,  抽出 
引用文献 (12件):
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