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J-GLOBAL ID：201702246008072225   整理番号：17A0495478

炭素繊維強化熱可塑性プラスチックス(CFRTP)の構造部材への適用

著者 (5件)： 小熊広之 (埼玉県産業技術総合セ) ,  熊谷知哉 (埼玉県産業技術総合セ) ,  坂本大輔 (埼玉県産業技術総合セ) ,  原田雅典 (埼玉県産業技術総合セ) ,  関根正裕 (埼玉県産業技術総合セ)
資料名： 埼玉県産業技術総合センター研究報告(Web)  (Reports of Saitama Industrial Technology Center (Web))
巻： 14  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： U0500A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポリカーボネート(PC)をマトリックス樹脂とする炭素繊維強化熱可塑性プラスチックス(CFRTP)の強度を向上させるため,PCシートと炭素繊維織物に対してオゾン酸化処理を行い,試験片を成形し強度試験を行った結果,未処理と比較して曲げ強さが31%,引張強さが14%向上した。これは酸化処理により炭素繊維とPC界面での接着性が向上したことが原因と考えられた。一方,曲げ弾性率と引張弾性率の向上効果はそれぞれ8%,9%であった。(著者抄録)

シソーラス用語： *繊維強化熱可塑性プラスチック ,  *炭素繊維 ,  ポリカーボネート ,  プラスチックシート ,  織物 ,  オゾン分解 ,  *曲げ強さ ,  引張強さ ,  界面 ,  粘着力 ,  付着力 ,  弾性係数 ,  構造部材 ,  補強材料 ,  前処理
準シソーラス用語： 炭素繊維強化熱可塑性プラスチック

分類 (2件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  充填剤,補強材  (YH05030J)

引用文献 (4件)：

• (社)プラスチック成形加工学会編:図解プラスチック成形材料,工業調査会,(2006)92
• 圖子博昭,田村学,大澤勇,鵜沢潔,高橋淳,安田浩: 炭素繊維一方向強化ポリプロピレンの力学特性評価,日本複合材料学会誌,32,4 (2006),155.
• 吉川高雄:光酸素化法による強化繊維の表面改質と複合材料の特性,鉄道総合技術論文誌, (1995),22.
• 小熊広之,熊谷知哉,坂本大輔,井上裕之, 関根正裕:炭素繊維強化熱可塑性プラスチックス (CFRTP)の構造部材への適用,埼玉県産業技術総合センター研究報告,13,(2015)

タイトルに関連する用語 (3件)： 炭素繊維強化熱可塑性プラスチック ,  CFRTP ,  構造部材