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J-GLOBAL ID：201702246014317173   整理番号：17A0603185

デジタル遺品に対するデータとアカウントの整理および伝達ツール「エンディングメッセンジャ」の開発

Development of Data and Account Redefinition or Transmission Tool for Digital Inheritance

著者 (2件)： 脇田誠梧 (東京電機大) ,  佐々木良一 (東京電機大)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2017  号： DPS-170  ページ： Vol.2017-DPS-170,No.9,1-6 (WEB ONLY)  発行年： 2017年02月23日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： デジタル遺品と呼ばれる個人が遺した情報に対して,様々なトラブルが起こっている。デジタル遺品は,スマートフォン,PCなどの端末や,インターネットを利用していなければ発生しない。しかし,現状では,多くの人々がこれらを利用している。本研究では,故人のプライバシーを配慮した上で,故人が残したいデータや伝えたい情報を家族に容易に伝えるためのツールを開発する。このツールを利用することで,Web上のアカウントや,端末内の家族の写真など伝えたい情報は一度に伝え,見せたくない情報の隠匿,都合の悪いインターネット上の情報の削除ができ,デジタル遺品に関するトラブルの原因を解決できる。本稿では,このツールの機能,構成と使用方法並びに評価結果について記述する。(著者抄録)

シソーラス用語： *情報 ,  *プライバシー ,  *データ処理 ,  コンテンツ ,  *情報管理 ,  *除去 ,  *オクルージョン
準シソーラス用語： エンディングメッセンジャ ,  *デジタル遺品 ,  隠蔽 ,  個人データ ,  情報コンテンツ ,  *情報隠匿 ,  *情報削除

分類 (2件)： 情報収集・整理  (AC04000I) ,  その他の情報処理  (JE15050M)

引用文献 (5件)：

• 荻原栄幸. 「デジタル遺品」が危ない. ポプラ社, 2015-10-01, p. 14-57.
• 総務省. “平成27年通信利用動向調査”. http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/160722_1.pdf, (参照 2017-02-07).
• 有限会社シーリス. “「僕が死んだら...」”. https://www.c-lis.co.jp/our_services/when_i_die, (参照 2017-02-07).
• Yahoo!JAPAN. “Yahoo!エンディング”. https://ending.yahoo.co.jp/, (参照 2017-02-07).
• Google. “アカウント無効化管理ツール”. https://www.google.com/settings/account/inactive, (参照 2017-02-07).

タイトルに関連する用語 (6件)： デジタル ,  遺品 ,  アカウント ,  整理 ,  ツール ,  開発