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J-GLOBAL ID:201702246098425658   整理番号:17A1019901

ディストリックカンビソルの表土と下層土における微生物Cターンオーバの基質品質と栄養素の関連性【Powered by NICT】

Relevance of substrate quality and nutrients for microbial C-turnover in top- and subsoil of a Dystric Cambisol
著者 (3件):
資料名:
巻: 302  ページ: 89-99  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0256B  ISSN: 0016-7061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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下層土における土壌有機炭素(SOC)の一般的に高い見かけ~14C年代は微生物分解に対して高い安定性を示唆した。しかし,下層土におけるSOC分解も容易に利用可能な基質及び栄養素によって制限される可能性がある,NおよびPなど表土では,基質添加に応答したプライミング効果が微生物群集に影響を与える,異なる基質品質によって大部分は決定されるが,深い土壌層のための知識は非常に少ない。下層土におけるSOC分解を制御するプロセスへのさらなる洞察を得るために,著者らは2 12,35 65で165cmで採取したDystricカンビソルにおけるSOC無機化に及ぼす異なる基質と無機NおよびPの影響を調べるために,105日間の実験室培養実験を行った。~14C標識クエン酸,バニリン酸及びパルミチン酸およびSOC無機化の変化に及ぼす基板の二NまたはPの単独および併用の影響を調べた。基板の選択は,炭素のそれらの名目上の酸化状態,エネルギー収率と化合物の生物地球化学的反応性を反映するに基づいた。さらに,C,N,P及びS獲得に関与する六種の菌体外酵素の活性,ペルオキシダーゼ及びフェノールオキシダーゼと細胞内デヒドロゲナーゼに及ぼす処理の影響は基質品質と栄養塩類が微生物群集の分解電位と栄養素要求に異なる影響を及ぼすかどうかを明らかにするために調べた。著者らの結果は,微生物代謝は下層土層中のNにより制限されることを示し,上部下層土(35 65cm)は培養の後期段階でPを制限となっている可能性がある。105日後でも,N制限は克服Cサイクル酵素と脱水素酵素活性は,微生物群集の持続性のより高い分解電位と活性を示すN添加に応答した低い下層土における非常に大きかった(135 165cm)。上部下層土(35 65cm)では,大量の易動性Cの,高速サイクリングSOCの高い割合を示すを見出した。さらに,全ての添加した基板は負のプライミング効果を誘導したが,正のプライミング効果はN制限代謝に関わるN添加により誘起されただけであった。存在する微生物コミュニティは,より不安定な炭素化合物に適応した,優先的基質利用がもたらされ,抑制SOC無機化が生じた。低い下層土(135 165cm)では,実際の正のプライミングは,バニリン酸とパルミチン酸によって誘導されたが,クエン酸はSOC無機化に影響しなかった。これは基板品質はこの下層土における正のプライミングを誘導するための重要であることを反映していた。まとめると,この研究は明らかに変化した基質とN入力の結果における深いSOC貯蔵は森林土壌で不安定化していることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌化学  ,  土壌調査  ,  土壌生物 

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