抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ホウ素の相ダイヤグラム研究の現在の状態を理論的な視点から与えた。ホウ素は,相ダイヤグラムが無い最後の元素結晶である。過去10年には,いくつかのホウ素同素体の新しい構造が見つかり,幾つかは否定された。現在,ホウ素の同素体の数さえ,不確かである。これの単純な理由は多くで複雑な構造があるということであり,そして,いくつかは他と最小限に異なる。理論的な研究は,このため非常に高い正確さを必要とする。しかし,困難は単に計算スケールの技術的な困難だけでない。関係する物理学は固体で最も成功した理論であるバンド論によって得られるものと全く異なる。金属/絶縁体の基本的な問題が解決されたことは,最近である。非化学量論,部分占有サイトとイントラ/インター二十面体結合の平衡の間の,相互関係を知るようになった。そしてこれは無相関の特性であると考えられ,必然的にいろいろな構造の相対的な安定性を決定する。ホウ素結晶の欠陥の構成は気まぐれでなく,なんらかの相関関係が欠陥の間にある。多くの問題はこの基板上で解決され,相ダイヤグラムの創造に寄与した。しかし,多くの未解決の問題がまだあり,そして,いくらかが新しく起こった。特に,正方晶系の相のために,鋭い不一致が,実験と理論に存在する。このように,正方晶系の相の問題は,更に詳細に記述される。材料研究の視点から,相ダイヤグラムは,新しい材料を捜すための基礎を提供する。構造予測の最高水準の方法が研究者の関心を刺激した。(翻訳著者抄録)