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J-GLOBAL ID：201702246258021530   整理番号：17A0255190

低酸素性虚血性脳症における酸化ストレス:分子機構と治療戦略

Oxidative Stress in Hypoxic-Ischemic Encephalopathy: Molecular Mechanisms and Therapeutic Strategies

著者 (10件)： ZHAO Mingyi (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  ZHU Ping (Guangdong Acad. of Medical Sci., Guangzhou, CHN) ,  FUJINO Masayuki (National Res. Inst. for Child Health and Dev., Tokyo, JPN) ,  FUJINO Masayuki (National Inst. of Infectious Diseases, Tokyo, JPN) ,  ZHUANG Jian (Guangdong Acad. of Medical Sci., Guangzhou, CHN) ,  GUO Huiming (Guangdong Acad. of Medical Sci., Guangzhou, CHN) ,  SHEIKH IdrisAhmed (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  ZHAO Lingling (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  LI Xiao-Kang (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  LI Xiao-Kang (National Res. Inst. for Child Health and Dev., Tokyo, JPN)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 17  号： 12  ページ： WEB ONLY  発行年： 2016年12月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低酸素性虚血性脳症(HIE)は,新生児の罹患率と死亡の主要な原因の一つである。敏感な未熟な細胞の濃度が高いために,金属触媒フリーラジカル,不飽和脂肪酸,および抗酸化酵素の濃度が低いこと,脳は高レベルの酸素供給を必要としている,したがって,非常に低酸素に感受性が高くなっている。酸化ストレスが病因と進行に重要な役割を果たしていることを示す強い証拠がある。低酸素および虚血に続いて,反応性酸素種(ROS)の生産は急速に増加し,抗酸化防御を圧倒する。ROSの大規模な過剰は,膜,蛋白質,脂質,およびDNAなどの細胞高分子を直接修飾したり,縮退させ,連鎖的炎症反応,およびプロテアーゼ分泌につながる。これらの誘導体は,最終的に脳損傷につながる複数の経路(例えば,炎症,アポトーシス,オートファジー,壊死)の複雑な相互作用に関与している。本総説では,HIEにおける酸化ストレスの分子機構を強調し,酸化ストレス対策における治療戦略に関する現在の研究をまとめ,新たな潜在的臨床アプローチを模索する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *酸化ストレス ,  *低酸素症 ,  *脳虚血 ,  損傷 ,  *治療計画 ,  *機構 ,  活性酸素 ,  新生児 ,  酸素エアレーション ,  ラジカル ,  金属触媒 ,  不飽和脂肪酸 ,  酵素 ,  虚血 ,  高分子 ,  炎症 ,  免疫反応 ,  分泌 ,  ペプチド結合ヒドロラーゼ ,  アポトーシス ,  オートファジー ,  壊死
準シソーラス用語： フリーラジカル ,  プロテアーゼ ,  プロテアーゼ分泌 ,  炎症反応 ,  抗酸化酵素 ,  細胞損傷 ,  酸素供給 ,  *治療戦略 ,  *低酸素性虚血性脳症 ,  反応性酸素種 ,  *分子機構

分類 (2件)： 神経系の疾患  (GN03000O) ,  小児に特有の疾患  (GC08020M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 低酸素性虚血性脳症 ,  酸化ストレス ,  分子 ,  治療戦略