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J-GLOBAL ID:201702246615326141   整理番号:17A1224563

最小のクライアントタイムアウトを考慮した適応型警報機構を備えたクライアントベースのDNSSEC検証システム

A Client Based DNSSEC Validation System with Adaptive Alert Mechanism Considering Minimal Client Timeout
著者 (5件):
資料名:
巻: E100.D  号:ページ: 1751-1761(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0469A  ISSN: 1745-1361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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コンピュータおよび通信ネットワークの広範な使用は,相互通信の観点から人々の社会活動に効果的に影響を及ぼしそして通信は一般にDNS(ドメインネームシステム)によって主に提供されるドメイン名前解決から始まる。一方,キャッシュポイズニングのようなDNSに対する連続的サイバー脅威もまたコンピュータネットワークに臨界的に影響する。DNSSEC(DNS Security Extensions)を,信頼すべきゾーンサーバーとDNSフルリゾルバ間の安全な名前解決を提供するため設計した。しかしながら,DNSフルリゾルバでのDNSSEC検証の高い作業と信頼すべきゾーンサーバーでの複雑な鍵管理は,その幅広い展開を妨げた。さらに,クエリクライアントは,DNSフルリゾルバで検証された名前解決結果を使用するため,DNSSECの検証が失敗またはタイムアウトした場合にのみエラーが発生する。さらに,問合せクライアントはDNSフルリゾルバで検証された名前解決を使用し,それ故それらはDNSSEC検証が失敗または時間切れになった時誤差だけを得る。加えて,名前解決失敗はDNSSECの技術および操作問題により問合せクライアントに起こることが出来る。本論文では,著者らは最小の問合せクライアントタイムアウトを考慮して,適応アラート機構を備えたクライアントベースのDNSSEC検証システムを提案した。提案したシステムは,クライアントのDNSSEC検証が失敗またはタイムアウトした場合でも,ユーザが受信した回答を如何に処理するかを決定できるよう,ユーザに回答を持つアラートメッセージを通知した。著者らはまたプロトタイプシステムを実装し,そしてインターネットおよび局所実験ネットワーク上で機能を評価した。この論文の貢献は,提案したシステムがDNSフルリゾルバの作業負荷を緩和できるだけでなく,また安全な名前解決で問合せクライアントをカバーでき,そしてDNSSECの既存の操作上の問題を解決することによってまたDNSSECの展開を促進することができる,ことであった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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計算機システム開発 
引用文献 (27件):
  • [1] P. Mockapetris, “DOMAIN NAMES-CONCEPTS AND FACILITIES,” IETF RFC1034, Nov. 1987. 10.17487/rfc1034
  • [2] P. Mockapetris, “DOMAIN NAMES-IMPLEMENTATION AND SPECIFICATION,” IETF RFC1035, Nov. 1987. 10.17487/rfc1035
  • [3] US CERT. Vulnerability Note VU# 800113: Multiple DNS implementations vulnerable to cache poisoning. Technical report, Technical report, US CERT Vulnerability Notes Database, 2008.
  • [4] D. Eastlake, “Domain Name System Security Extensions,” IETF, RFC2535, March 1999. 10.17487/rfc2535
  • [5] R. Arends, R. Austein, M. Larson, D. Massey, S. Rose, “Resource Records for the DNS Security Extensions,” IETF, RFC4034, March 2005. 10.17487/rfc4034
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