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J-GLOBAL ID：201702246668153489   整理番号：17A0486678

音場制御と聴覚マスキングの併用による円形スピーカアレイを用いたエリア再生法

著者 (2件)： 関貴志 (パナソニック) ,  羽田陽一 (電通大 大学院)
資料名： 日本音響学会誌  (Journal of the Acoustical Society of Japan)
巻： 73  号： 4  ページ： 221-225  発行年： 2017年04月01日 
JST資料番号： G0162A  ISSN： 0369-4232  CODEN： NIOGAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 音の聴こえる範囲を指定のエリアのみに留めるエリア再生法について検討した。本研究では,これまでの筆者らの検討における,空間上の音圧制御を目的としたアプローチではなく,空間上の音圧制御と聴覚マスキングを用い,指定ゾーンでのみ目的音が高い明瞭性を持ち,指定ゾーン以外では目的音を不明瞭化するアプローチを採用した。無響室において,SN比の測定による客観評価実験,及び被験者11名による実聴取での主観評価実験を行い,提案法の有効性を確認した。

シソーラス用語： アレイ ,  音圧 ,  *聴覚マスキング ,  無響室 ,  SN比 ,  制御 ,  位相制御 ,  音場 ,  *音場制御 ,  *マスキング
準シソーラス用語： *スピーカアレイ ,  エリア再生

分類 (2件)： 音響信号処理  (BB03050C) ,  オーディオ機器  (NC06010U)

引用文献 (11件)：

• 伊勢史郎,′′キルヒホッフ-ヘルムホルツ積分方程式と逆システム理論に基づく音場制御の原理,′′音響学会誌,53,706-713(1997).
• 植松尚,羽田陽一,片岡章俊,′′エリア内の再生特性を考慮した音の局所的再生,′′音響学会誌,62,89-97(2006).
• H. Itou, K. Furuya and Y. Haneda, ′′Localized sound reproduction using circular loudspeaker array based on acoustic evanescent wave,′′ ICASSP 2012, pp. 221-224 (2012).
• 岡本琢磨,′′直線アレイ型音場再現の誤差に基づくエリア再生,′′音講論集,pp.925-928(2014.3).
• 関貴志,羽田陽一,′′48ch円形スピーカアレーによるエバネッセント波生成の検討,′′音講論集,pp.775-776(2014.3).

タイトルに関連する用語 (6件)： 音場制御 ,  聴覚マスキング ,  併用 ,  円形 ,  スピーカアレイ ,  エリア