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J-GLOBAL ID：201702246699101539   整理番号：17A0458959

次世代光技術プラズモニクス プラズモンで駆動する光ピンセット:分子マニピュレーションを目指して

著者 (2件)： 坪井泰之 (大阪市大 大学院理学研究科) ,  東海林竜也 (大阪市大 大学院理学研究科)
資料名： 化学工業  (Chemical Industry)
巻： 68  号： 4  ページ： 254-261  発行年： 2017年04月01日 
JST資料番号： F0101A  ISSN： 0451-2014  CODEN： KAKOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,まず,物体が光を受けた場合に働く「力」,「光圧」および1970年にA.Ashkinにより見出された光捕捉・光ピンセット現象について解説し,さらに,ナノ物質の光捕捉原理,プラズモン光ピンセットについて紹介し,最後に,分子系ナノ物質のプラズモン光捕捉に関する筆者らの最近の研究成果を述べた。化学ウエットプロセスと真空蒸着を含むプロセスにより70nm程度の金ナノピラミッドダイマーを集積配列したガラス基板を作製し,この基板をセルの底部に使用し,ナノ粒子を分散させた水溶液をこのナノピラミッドと接触させる。これに半導体レーザビームを集光照射し,プラズモン光捕捉の様子を共焦点蛍光顕微鏡で観察した。例として,1)ポリスチレン微小球のプラズモン捕捉,および,2)DNAのスイッチ型光捕捉について紹介した。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  光 ,  *表面プラズモン ,  相互作用 ,  *プラズマ共鳴 ,  局所性 ,  *光トラッピング ,  光圧 ,  *レーザ応用 ,  金 ,  *ナノ構造 ,  *角錐 ,  レーザビーム ,  集光 ,  レーザ照射 ,  共焦点レーザ顕微鏡 ,  蛍光顕微鏡 ,  *ポリスチレン ,  *ミクロスフェア ,  *DNA【核酸】 ,  *ナノピラミッド ,  共焦点蛍光顕微鏡 ,  局在表面プラズモン共鳴
準シソーラス用語： プラズモニクス ,  光ピンセット ,  微小球

分類 (1件)： 固体プラズマ  (BM02160W)

タイトルに関連する用語 (7件)： 次世代 ,  光技術 ,  プラズモニクス ,  プラズモン ,  光ピンセット ,  分子 ,  マニピュレーション