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J-GLOBAL ID:201702246813532187   整理番号:17A0084189

シアル酸を含有する母乳オリゴ糖は,乳児の栄養失調モデルにおける微生物依存的な発育を促進する

Sialylated Milk Oligosaccharides Promote Microbiota-Dependent Growth in Models of Infant Undernutrition
著者 (42件):
資料名:
巻: 164  号:ページ: 859-871  発行年: 2016年02月25日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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栄養失調の子供の健康的な成長をより効果的に促進する介入を特定することは,急を要する世界的な健康目標です。2つのマラウイ人の出産に関するコホート(群)研究における産後6ヵ月の母親由来の母乳オリゴ糖(HMO)の分析により,重度の発育不良の乳児において,シアル酸を含有するHMOが有意に少ないことが明らかになった。この関連性を調べるために,著者らは,6ヶ月齢の発育不良のマラウイ人の乳児の糞便細菌叢から培養された細菌株の集合体を若い無菌マウスに定着させ,そうしたマウスに,精製されたシアリル酸を含有する牛乳オリゴ糖(S-BMO)の有りの場合または無しの場合のマラウイの現地食を与えた。同化作用に対する栄養素の利用能の高さを示すように,S-BMOは,痩身の体重増加,骨形態の変化,および肝臓の代謝と筋肉の代謝,そして脳の代謝の変化の微生物依存的な増大を生じた。これらの影響は,同じ細菌株の集合体とマラウイの食餌を用いたノトバイオート(持っている細菌叢が全て知られている動物)の子豚でも実証された。これらの前臨床モデルは,S-BMOと成長促進との間の因果的,微生物依存的な関係を示している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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動物生理一般 

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