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J-GLOBAL ID：201702246826852389   整理番号：17A0621780

水稲糯新品種「こもちまる」について

著者 (15件)： 遠藤貴司 (宮城県古川農試) ,  永野邦明 (宮城県古川農試) ,  佐々木都彦 (宮城県古川農試) ,  千葉文弥 (宮城県古川農試) ,  我妻謙介 (宮城県古川農試) ,  早坂浩志 (宮城県古川農試) ,  佐伯研一 (宮城県古川農試) ,  佐藤浩子 (宮城県古川農試) ,  酒井球絵 (宮城県古川農試) ,  佐々木都彦 (宮城県北部地方振興事務所(美里)) ,  千葉文弥 (宮城県北部地方振興事務所(栗原)) ,  我妻謙介 (宮城県 震災復興・企画部) ,  早坂浩志 (仙台地方振興事務所(仙台)) ,  佐伯研一 (宮城県) ,  酒井球絵 (宮城県東部地方振興事務所)
資料名： 宮城県古川農業試験場研究報告  (Bulletin of the Miyagi Prefectural Furukawa Agricultural Experiment Station)
号： 12  ページ： 37-55  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： L1440A  ISSN： 0917-2904  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 「こもちまる」は,「東北糯175号」(のちの「もちむすめ」)を母,いもち病抵抗性が強い早生の糯系統の「東北糯161号」を父として交配し,その後代より育成したいもち病抵抗性が強い晩生の早の良質良食味水稲糯品種である。東北中南部では,晩生の早に属し,中稈で,草型は偏穂重型,耐冷性が“極強”,いもち病真性抵抗性遺伝子型は“+”,いもち病圃場抵抗性は,葉いもち,穂いもちともに“極強”である。耐倒伏性は“やや強”,穂発芽性は“中”,褐色のふ先色を生じる。精白米の白度がやや高く,おこわや餅の食味は良好であり,餅の硬化性に優れ,つき餅は時間が経過しても硬くなりにくい。栽培適地は,東北中部以南である。(著者抄録)

シソーラス用語： 水稲 ,  餅 ,  *餅米 ,  *新品種 ,  耐冷性 ,  耐病性 ,  耐倒伏性 ,  発芽 ,  白米 ,  白色度 ,  東北地方 ,  作物育種 ,  交雑育種 ,  味 ,  食品特性 ,  白葉枯病 ,  縞葉枯病 ,  作物収量 ,  玄米 ,  精白
準シソーラス用語： いもち病抵抗性 ,  *こもちまる ,  とう精 ,  栽培適地 ,  食味 ,  精白米 ,  圃場抵抗性 ,  穂発芽

分類 (2件)： 作物の品種改良  (FC02030G) ,  稲作  (FC03020C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 水稲 ,  糯 ,  新品種 ,  もち