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J-GLOBAL ID:201702246906511550   整理番号:17A0943708

火星着陸機搭載カメラを用いて測定される太陽光スペクトルから大気中のダストの性質や水蒸気コラム量に関する情報導出の可能性

Feasibility of retrieving dust properties and total column water vapor from solar spectra measured using a lander camera on Mars
著者 (7件):
資料名:
巻:号: June  ページ: 4:16 (WEB ONLY)  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: U0650A  ISSN: 2197-4284  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ダストや水蒸気は火星大気の重要な構成要素であり,地表や大気中の熱収支に影響を与えている。火星着陸機に搭載される多波長環境カメラを用いた直射及び散乱太陽光放射光のスペクトル強度から火星ダストの光学的,物理的性質を求める方法を開発した。火星のダストはケイ酸塩鉱物や赤鉄鉱からなると仮定し,その形状は球形で単峰性ガンマ分布に従うとした。シミュレーションを行って得られたデータの誤差解析によって,450,550,675nmの妥当な3つの波長の組合せと,3°,10°,50°,120°の4つの散乱角を用いることで,エアロゾルの光学的厚さ,実効粒径,サイズ分布の実効分散,赤鉄鉱の体積混合比を求めることができた。カラー比やオリオールといった観測パラメータを無視した場合には,導出精度の低下が見られた。更に,925,935,972nmの波長における直射及び散乱太陽光の強度から,水蒸気コラム量の導出が可能か調べた。本論文で示したシミュレーションと誤差解析の結果は,環境カメラの設計に有用なものであり,将来の火星着陸機探査でのダストや水蒸気の性質の解明に貢献できる。(翻訳著者抄録)
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