文献

J-GLOBAL ID：201702246918341695   整理番号：17A0752325

実大4層プレキャストコンクリート建物の振動台試験 I:概要と実験結果

Shake-Table Test of a Full-Scale 4-Story Precast Concrete Building. I: Overview and Experimental Results

著者 (6件)： GAVRIDOU Sofia (Univ. California, CA) ,  WALLACE John W. (Univ. California, CA) ,  NAGAE Takuya (Nagoya Univ., Aichi, JPN) ,  MATSUMORI Taizo (National Res. Inst. Earth Sci. and Disaster Prevention, Hyogo, JPN) ,  TAHARA Kenich (Fujita Corp., Tokyo, JPN) ,  FUKUYAMA Kunio (National Res. Inst. Earth Sci. and Disaster Prevention, Hyogo, JPN)
資料名： Journal of Structural Engineering  (Journal of Structural Engineering)
巻： 143  号： 6  ページ： 04017034.1-04017034.13  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： D0417A  ISSN： 0733-9445  CODEN： JSENDH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： E-ディフェンスにおいて実大4層プレキャストコンクリート建物の3次元振動台試験を行った。1方向には鉛直方向にアンボンドポストテンション鋼棒でポストテンションした耐震壁(UPT壁)を有し,直交方向はボンドポストテンションされたラーメン構造とした。UPC壁は4枚のプレキャストパネルを鉛直方向に積み重ね,パネル間は無収縮グラウトした。1枚のUPT壁のグラウトには鋼繊維を混入した。比較のためにRC耐震壁を有する試験体の試験も行った。本論ではUPT試験体の試験結果の概要を以下のように示した。1)神戸地震の25%,50%の入力では壁方向の挙動はほぼ弾性で損傷は見られなかった。2)試験建物のUPT壁はACI ITG-5.2の主な要求を満たしている。3)グラウトの性能は重要であり,UPT壁の応答は主に壁と基礎との接合部に支配される。4)大きなねじり応答が見られた。

シソーラス用語： *プレキャストコンクリート構造 ,  耐震壁 ,  *ポストテンショニング ,  アンボンド工法 ,  グラウト ,  *振動台試験 ,  三次元測定 ,  *実物大試験 ,  鋼繊維 ,  *E-ディフェンス
準シソーラス用語： ACI ,  ポストテンション方式

分類 (2件)： 特殊コンクリート構造  (RA04040L) ,  建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

タイトルに関連する用語 (7件)： 実大 ,  4層 ,  プレキャストコンクリート ,  建物 ,  振動台試験 ,  概要 ,  実験結果