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J-GLOBAL ID:201702246967859544   整理番号:17A1478466

現代日本の建築家による記念館建築の設計論にみられる記念性に関する思考

THOUGHTS ON THE COMMEMORATION IN DESIGN THEORIES OF THE MEMORIAL ARCHITECTURE BY CONTEMPORARY JAPANESE ARCHITECTS
著者 (3件):
資料名:
巻: 82  号: 739  ページ: 2295-2304(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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現代日本の建築家による記念館建築の設計論にみられる記念性に関する思考の枠組みを検討した。記念館建築の設計根拠の意味内容と設計論におけるそれらの組合せという観点から捉え,具体的な設計にいかに反映させたかを検討した。その結果,先ず,1)記念性に固有の側面と記念性に付随する側面を根拠としたもので捉えられることを示した。次に,2)記念性に固有の側面だけを根拠として設計することを避け,そうした側面と記念性に付随する側面とを根拠として両者を併存させて設計したことを述べる傾向があり,このことが定型的な思考の1つであることを示した。3)さらに,具体的な設計にいかに反映させたかを検討した。記念性に固有の側面のみで建物全体を構想することを避け,部屋などの部分的な要素の性質に局限化し,加えて,記念性に付随する側面を建物全体に浸透させようとしたことを述べる傾向がある思考の特徴的な傾向の一端を明らかにした。
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分類 (1件):
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建築設計,建築家,建築史 
引用文献 (8件):
  • 1) 大嶽陽徳,安藤一将,奥山信一:現代日本の建築家の連作に関する設計論にみられる建築表現を展開させる思考, 日本建築学会計画系論文集 , NO. 722 pp859-867, 2016.4
  • 2) 大嶽陽徳,奥山信一:現代日本の建築家による増改築建築の設計論にみられる時間認識, 日本建築学会計画系論文集, NO. 709 pp591-599, 2015.3
  • 3) 安部晋太郎,今掛壽大,岡河貢:丹下健三の大東亜建設記念営造計画に関する研究,日本建築学会大会学術講演梗概集,F-2,pp. 227-228,2011
  • 4) 原衣代果,石川恒夫:日本二十六聖人殉教記念施設における今井兼次の初期構想について - 日本二十六聖人殉教記念施設にみる今井兼次の建築思想に関する研究(その1),日本建築学会計画系論文集,No. 651,pp. 1247-1254,2010.5
  • 5) 原田智弘,末包伸吾:建築プロセスにみる建築の公共性に関する研究-1990年以降の市民参加型公共建築作品に着目して,日本建築学会近畿支部研究報告集,pp. 845-848,2015
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