抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,早・晩材形成機構を解明するため,木部形成と各種植物ホルモン量の組織内分布との関係について知見を蓄積する。各種植物ホルモンの抽出には厚さ30μmの凍結連続切片を用い,精製した後にLC/MSを用いて,内生植物ホルモンと重水素で標識した内部標準とのピーク強度比を求めた。オビアカの高さ2mで晩材形成中の試料を1つ選んで分析した結果,IAA,GA1,GA3,GA4,GA7,GA9は形成層付近に最も多く分布していた。一方,tZRとABAは木部に最も多く分布しており,形成層では検出されなかった。ただし,これは1サンプルでの結果であり,他のサンプルについても分析を進め,結果を報告する予定である。(著者抄録)