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J-GLOBAL ID：201702246986079164   整理番号：17A0554048

ホルチン沙地における低木類の分布と土壌微環境因子の関係

著者 (1件)： 康峪梅 (高知大 農林海洋科学)
資料名： アグリバイオ  (Agricultural Biotechnology)
巻： 1  号： 5  ページ： 609-612  発行年： 2017年05月20日 
JST資料番号： F1907A  ISSN： 2432-5511  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中国の内モンゴル自治区ホルチン沙地は,黄砂の発生源のひとつである砂漠であるが,もともとは草原であり,砂漠化が急速に進んでいる。本稿では,草原が破壊された沙地において,生育する低木類と土壌微環境因子の関係について検討した。その結果,沙丘の斜面と頂上では,低地より土壌の養水分含量が低く,低木類が多いことが明らかとなった。これらの低木は,発達した根系を持つため,土壌粒子を固定して土沙流失を防いでいるとも考えられる。沙地は,砂漠とは異なり,地域住民の生活の場であるため,今後,植生回復などによる沙地の修復が牧畜業の再生に極めて重要となる。

シソーラス用語： 内モンゴル自治区 ,  *砂質土 ,  *砂漠化 ,  草原 ,  灌木 ,  土壌 ,  回復 ,  畜産業 ,  土壌成分 ,  土粒子
準シソーラス用語： *沙地 ,  植生回復 ,  低木 ,  牧畜 ,  土壌環境

分類 (2件)： 生態系  (EE01040P) ,  土壌学一般  (FB04010V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 沙地 ,  低木 ,  分布 ,  土壌 ,  環境因子