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J-GLOBAL ID：201702247041678286   整理番号：17A0895905

トンネル覆工コンクリート検査に向けたレーザー打音検査用小型高出力高繰り返しレーザー装置の開発

Development of High-Power and High Repetition Rate Compact Pulse Laser System for Using the Laser Hammering Test of the Inspection of Tunnel Concrete

著者 (6件)： 岡田大 (量子科学技術研究開発機構 量子ビーム科学研究部門 関西光科研) ,  長谷川登 (量子科学技術研究開発機構 量子ビーム科学研究部門 関西光科研) ,  三上勝大 (量子科学技術研究開発機構 量子ビーム科学研究部門 関西光科研) ,  近藤修司 (量子科学技術研究開発機構 量子ビーム科学研究部門 関西光科研) ,  錦野将元 (量子科学技術研究開発機構 量子ビーム科学研究部門 関西光科研) ,  河内哲哉 (量子科学技術研究開発機構 量子ビーム科学研究部門 関西光科研)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 45  号： 7  ページ： 427-432  発行年： 2017年07月20日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： トンネルや橋梁など,コンクリートを使用した社会インフラの劣化が問題となっている。コンクリート内部の検査方法として,打音検査法が利用されているが,打音検査とレーザー振動計測による振動検査を同時に行うことで,信頼性が向上することに着目した。本研究では,トンネル覆工コンクリート検査用のレーザー装置の開発について検討した。レーザーを利用したトンネル内部の遠隔検査法を説明し,レーザー打音検査の高速化に必要な振動励起レーザーの性能を示した。振動励起レーザーの光学配置を設計し,振動励起レーザーの性能評価を改善した。レーザー打音検査の高速化に必要な振動励起レーザーを開発した。簡便な構造を有するフラッシュランプ励起Nd:YAGレーザーにより,小型で高繰り返し動作を実現した。屋外試験場での運用試験において,メンテナンスフリーの稼働に成功した。発動機による自立稼動も可能である。

シソーラス用語： *レーザ装置 ,  レーザ応用 ,  光学的測定 ,  高出力レーザ ,  *音響検査 ,  非破壊検査 ,  *トンネル覆工 ,  コンクリート ,  インフラストラクチャー ,  老朽化 ,  Nd-YAGレーザ ,  屋外試験 ,  振動測定
準シソーラス用語： レーザ応用計測 ,  *打音検査 ,  覆工コンクリート ,  老朽化対策

分類 (2件)： レーザの応用  (BD04100V) ,  トンネル工学一般  (RC05010R)

引用文献 (12件)：

• 国土交通省:道路統計年報2015.
• 国土交通省:鉄道統計年報2013.
• 島田義則:検査技術11(2006)8.
• 篠田昌弘,大村寛和,御崎哲一,島田義則,内田成明:RTRI REPORT,23 Dec.(2009)29.
• 倉橋慎理,オレグ コチャエフ,島田義則,乗松孝好:レーザー研究11(2014)849.

タイトルに関連する用語 (7件)： トンネル ,  覆工コンクリート ,  検査 ,  レーザー打音検査 ,  高出力 ,  レーザー装置 ,  開発