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J-GLOBAL ID:201702247174234692   整理番号:17A1537335

フォトクロミズムと下限臨界溶解温度挙動の組合せによる両親媒性ジアリールエテンアロイのPhototransformative超分子集合体【Powered by NICT】

Phototransformative Supramolecular Assembly of Amphiphilic Diarylethenes Realized by a Combination of Photochromism and Lower Critical Solution Temperature Behavior
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資料名:
巻: 23  号: 60  ページ: 15059-15066  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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オクチルオキシカルボニルとN オクチルカルバモイル基を有する両親媒性ジアリールエテンを設計し合成した。これらのエステルとアミド結合化合物は水中でマイクロメータサイズの超分子集合体を形成し,これらの集合体はUVと可視光を交互に照射すると光誘起巨視的形態変換を示した。エステル結合ジアリールエテンは無色球と赤紫色煙霧干渉縞間の変換を示したが,アミド結合したジアリールエテンのミクロスフェアは,色,サイズと形状の変化を示したが,球は分裂を示さなかった。TEM画像は開環異性体の球がコアセルベート構造を有し,連続水相と有機相であることを明らかにした。エステルとアミド結合化合物の閉環異性体はナノファイバーと薄層を形成することが分かった。これらの化合物は下限臨界溶解温度(LCST)転移に対応する温度での吸収スペクトルシフトを示した。この形態的な変態はLCST転移の高及び低温相との間の光誘起相転移として合理的に説明できる。これらの結果は,フォトクロミズムとLCST挙動の組合せに基づくphototransformative超分子集合体の設計のための新しい道を開くものである。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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