抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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障害者雇用促進法は,雇用における障害者の差別禁止と合理的な配慮の提供が事業主に義務付けられている。本稿では,この法律に関連した5件の裁判事例とその裁判の結果を紹介し,考察した。1)私傷病により身体障害者となった労働者の退職に至った事例,2)知的障害者の事業主による虐待と賃金不払い,障害基礎年金の横領の事件,3)経度知的障害者の死亡事故に関して,事業主の配慮の不足の件,4)労働者が仕事において精神的負担に伴いうつ病を発症したが,その者を解雇した事例,5)私傷病のため通常の勤務が難しくなった労働者への勤務における配慮に関する事例を紹介し,考察した。