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J-GLOBAL ID:201702247828182312   整理番号:17A0155145

フレキシブル・エレクトロニクスの最新動向 セルロースナノファイバーを基板とした有機太陽電池

著者 (1件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 5-8  発行年: 2017年02月10日 
JST資料番号: L1138A  ISSN: 0917-1819  CODEN: KTEKER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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次世代電子デバイスは軽量小型で携帯が楽であることが必要であるが,さらに折畳みが可能であることが今後の重要な技術となる。我々は樹木から取り出したセルロースナノファイバーを用いて透明な紙を発明したが,この紙は電子デバイス基板として優れ多種多様な用途開発が報告されている。本報ではセルロースナノファイバーと銀ナノワイヤを用いた透明導電フィルムとナノペーパー有機太陽電池を紹介する。ナノペーパーは,セルロースナノファイバー水懸濁液の滴下,透明ナノペーパーの作成,銀ナノワイヤ懸濁液の滴下,最後に加熱またはプレス処理して作成される。このポリオール法でナノペーパー(光線透過率は600nmで91.4%)に銀ナノワイヤ薄膜を積層するとポリビニルピロリドン(PVP)が表面被覆された直径50-100nmの銀ナノワイヤができるが,PVPの絶縁性のため導電性がかなり低い。しかし,30分間150°Cで加熱すると透明性を維持したままシート抵抗39Ωが得られ,繰返し折畳み試験を行っても高い導電性は維持された。このような高温度での処理は多くのプラスチック基板では耐熱性を越える過酷な条件であるが,透明ナノペーパーでは問題のない条件である。
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分類 (2件):
分類
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太陽電池  ,  多糖類 
タイトルに関連する用語 (4件):
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