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J-GLOBAL ID:201702247928590692   整理番号:17A1408545

Arabidopsisカルモジュリン様蛋白質のCML8はPseudomonas syringae植物免疫において役割を果たす

CML8, an Arabidopsis Calmodulin-Like Protein, Plays a Role in Pseudomonas syringae Plant Immunity
著者 (7件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 307-319 (WEB ONLY)  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U1159A  ISSN: 1471-9053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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カルシウムは,植物生長およびストレス応答を含む,様々な細胞過程に関連する,一般的なセカンドメッセンジャーである。生物学的反応へのその変換は,カルモジュリン(CaM)およびカルモジュリン様(CML)蛋白質といった,カルシウムセンサーリレーが必要である。CaMの役割がよく調べられている一方,CML蛋白質の機能は,ほとんどわかっていないままである。ここに著者らは,ArabidopsisのCML8発現がPseudomonas syringaeにより,強度にまた一過性に誘導されることを示し,また逆遺伝学的方法から,CML8の過剰発現が,野生型,ノックダウンおよびノックアウト系統と比較して,病原菌に対するより優れた抵抗性を付与することが示されたことから,CML8が植物免疫における,ポジティブ制御因子として関与することが示された。しかし,植物宿主にエフェクタを注入できない細菌を用いて実施した場合,またはサリチル酸(SA)シグナル伝達経路を標的とすることが知られている,いくつかのエフェクタを欠く細菌を用いた場合に,この差異は消失した。SA含有量およびPR1蛋白質蓄積は,CML8トランスジェニック系統において変化し,SA依存性過程におけるCML8の役割を支持するものである。病原体特異的分子パターン(PAMP)とフラジェリンおよびelf18ペプチドの併用は,CML8遺伝子発現に影響せず,野生型と比較して,CML8ノックダウンおよび過剰発現系統の根生長にも影響しなかった。まとめると,著者らの結果は,P.syringaeに対する植物免疫における,CML8の役割を支持するものである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  植物の生化学 
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