文献
J-GLOBAL ID:201702248024974791   整理番号:17A0727611

ADS技術の食肉加工機械への応用

著者 (1件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 29-34  発行年: 2017年05月31日 
JST資料番号: L8070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
食の安心,安全の要求が高まる環境下,食品加工機械への衛生面に対する重要性が増している。特に機械開発時のコンセプトとしてスペック及び安全性が重要なのは無論のこと,衛生面についての要求を満たすため,機械の構造,加工方法の検討と共に駆動源の選定も重要な要素となる。食肉加工機械の駆動源としては,「電動」「油圧駆動」「空気圧駆動」が挙げられるがさまざまな課題点が挙げられる。そこで駆動源として,注目したのが「ADS(アクアドライブシステム)」である。ADSは水道水を作動流体とし駆動源とした技術である。主な特徴は衛生面の向上 油圧同等のパワーが引き出せることである。これらADSのメリットを考慮し食肉加工機械との融合を研究開発項目とした。食肉加工機械の駆動源のADS化における研究開発のテーマとしては駆動源としての確立,衛生面及び安全性の向上である。まず初めに駆動源を電動からADSへの置き換えを企画した。この企画はKYB株式会社と研究開発を行い,既存スライサーについて電動からADSへ置き換えし,双方を比較し評価を行った。次に油圧駆動の食肉加工機械を水圧駆動への置き換えを行った。評価方法はモニター機を製作し実証確認を実施した。モニター機の衛生面を評価した結果,食肉加工機械としてパフォーマンスが不足していると判断し,機械デザインを見直した。この機械は2015国際食品工業展に製品として出展し,ユーザーからのニーズを安全性と作業性の両立であると分析した。そのため,安全カバー機能をライトカーテンに置き換え,自動運転を採用,安全性と作業性を両立させた新しいグレードを設定した。今後の課題として,ADSを搭載した機械の耐久性,コスト等,評価する項目はまだ多くあるが,食肉加工機械としての駆動源としてのポテンシャルは高いと判断できる。今後この技術を応用し安全,安心,衛生的な機械を開発し食品加工業界に貢献したいと考える。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品製造・加工・保蔵法一般  ,  油圧・空気圧機器 
引用文献 (4件):
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る