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J-GLOBAL ID:201702248232190332   整理番号:17A1709814

CAPS2欠損は海馬歯状回における新生ニューロンの環境強化誘導成人神経発生・分化/生存に影響する【Powered by NICT】

CAPS2 deficiency affects environmental enrichment-induced adult neurogenesis and differentiation/survival of newborn neurons in the hippocampal dentate gyrus
著者 (9件):
資料名:
巻: 661  ページ: 121-125  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0118A  ISSN: 0304-3940  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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海馬成体神経新生は歯状回(DG)の顆粒細胞層下部で観察され,自閉症スペクトラム障害(ASD)を含む海馬記憶形成といくつかの精神疾患と関連している。分泌2(CAPS2)のためのカルシウム依存性活性化因子蛋白質はASDに関連した候補遺伝子であり,海馬DG領域で発現し,ASDのような挙動を示すCaps2ノックアウト(KO)マウスとである。CAPS2は海馬成体神経発生に関連する可能性がある,CAPS2と成人性神経形成の間の関係はまだ調べられていない。Caps2遺伝子の欠損は新生ニューロンの海馬成体神経形成と成熟に影響するかどうかを調べた。成体神経形成を誘導するために,環境エンリッチメント(EE)条件を用いた。野生型(WT)とCaps2KOマウスの両方では,3または14日間制御またはEE条件で飼育した。脳由来神経栄養因子(BDNF)の海馬レベルは生理的EE条件マーカーとして使用でき,WTとKOマウスの両方においてEE条件で14日で増加した。対照とEE条件中の新生細胞はBrdUによる標識し,標識細胞は未成熟および成熟ニューロンマーカー,カルレチニン(CR)およびNeuNとCo免疫染色。全BrdU陽性細胞のCR/BrdUおよびNeuN/BrdU二重陽性細胞の比は,対照条件と比較して14日間EE条件で飼育されたWTマウスで有意に増加した。一方EE条件におけるKOマウスは新生ニューロンの有意な増加を示さなかった。これらの結果は,CAPS2欠乏は新生ニューロンの海馬成体神経形成と成熟を強く阻害することを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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精神障害  ,  遺伝的変異  ,  中枢神経系 

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