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J-GLOBAL ID:201702248238622739   整理番号:17A0179030

共鳴軟X線回折法の新展開

Novel development of resonant soft X-ray scattering
著者 (3件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 3-12  発行年: 2017年01月31日 
JST資料番号: L0956A  ISSN: 0914-9287  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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物質中の電子同士が互いに強く相関した強相関電子系では電子の持つ自由度が多彩な秩序状態を形成し多様なマクロ物性が発現するため,電子状態の空間秩序構造を解明することは物質の特性を理解するうえでとても重要な情報となる。共鳴X線回折は,対象とする元素の異常散乱因子を活用することで,価電子の空間秩序構造を観測できる手法である。特に軟X線領域では3d遷移金属元素のL吸収端があるため3d軌道の価電子状態を直接的に観測でき,強相関電子系や磁性体の物性を解明するうえで重要な実験手法となる。しかし,軟X線は高真空中で扱う必要があり,回折計などの計測システムを真空チャンバー内で構築するという技術的な困難さがあった。真空関連技術の発展に伴い,この二十年弱の間に共鳴軟X線回折の測定技術は大きく発展し,近年では時分割計測や非弾性散乱に応用され,物性解明の重要な実験プローブとしての地位を確立している。本稿では,共鳴軟X線回折の新たな研究展開として,グレージングインシデンス散乱によって観測した試料表面の電子状態,及び透過型小角散乱によって観測した磁気スキルミオン格子について紹介する。(著者抄録)
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分類 (1件):
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X線回折法 
タイトルに関連する用語 (4件):
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