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J-GLOBAL ID:201702248281563972   整理番号:17A0503662

オートファジー関連遺伝子の同定及び子供におけるセリアック病と関係する調節性miRNAs

Identification of Autophagy-Related Genes and Their Regulatory miRNAs Associated with Celiac Disease in Children
著者 (9件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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セリアック病(CD)は重篤な遺伝的自己免疫障害であり,100人に対し約ひとりに影響し,グルテンの摂取が小腸損傷につながる。CDの診断は非常に複雑で,血液検査と腸管の生検試験を必要とする。症状の兆候が広範囲であり,小腸内視鏡検査は小児科集団において比較的複雑な管理を必要とするゆえに,生検無しで診断することに議論がある。小児科のCD患者の診断における感度及び特異性を増すことに有効な新規の分子マーカーを同定するため,ふたつの重要なオートファジー実行遺伝子(ATG7とBECN1)の発現レベルとそれらの調節検証miRNAs(それぞれ,miR-17及びmiR-30a)を,年齢関連対照群と比較した確認済みのCD患者の同齢集団について,相対的定量的リアルタイムPCRで分析した。調べた標的の中で,非パラメトリックのMann-Whitney U検査とROC分析は,血液中の状態とBECN1との最も有意な相関を示したが,腸管生検において,調べた配列の全てはCD診断と正相関した。ノモグラムベースの分析は,腸組織と比べ,血液中でほぼ逆の発現傾向示したが,階層クラスタ化デンドログラムは,特異的遺伝子及びmiRNA発現の特徴に基づいて,CDと対照サブグループを識別できた。Caco-2細胞への分解グリアジン投与による確立されたin vitro手法を使って,濃縮エキソソームを使ったmiR-17の内生レベルの調節は細胞内オートファゴソーム含量を増やし,それによりオートファジー状態を変化させた。まとめると,以上の結果は,CD診断及び患者の分子ベースの階層化の精度を向上するために有効な新規の分子マーカーを明らかにし,更に,CDの様な消化性かつ自己免疫関連疾患におけるオートファジー過程の調節の機能的関与の強化を明らかにした。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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代謝異常・栄養性疾患の診断  ,  消化器の疾患 
タイトルに関連する用語 (5件):
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