文献

J-GLOBAL ID：201702248394858093   整理番号：17A1482153

新鮮なカット農産物のリステリア菌成長の三ナトリウムりん酸増強ファージ溶解【Powered by NICT】

Trisodium phosphate enhanced phage lysis of Listeria monocytogenes growth on fresh-cut produce

著者 (3件)： Oladunjoye Adebola O. (Department of Biotechnology and Food Technology, Durban University of Technology, South Africa) ,  Singh S. (Department of Biotechnology and Food Technology, Durban University of Technology, South Africa) ,  Ijabadeniyi Oluwatosin A. (Department of Biotechnology and Food Technology, Durban University of Technology, South Africa)
資料名： LWT - Food Science and Technology  (LWT - Food Science and Technology)
巻： 86  ページ： 312-317  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0549A  ISSN： 0023-6438  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新鮮カット生鮮食品に接種したリステリア菌を不活性化するバクテリオファージとりん酸三ナトリウム(TSP)の組合せを調べた。対数10~7CFU/gでリステリア菌カクテルを接種した新鮮カットトマトとスイカを対照として200mg/Lの塩素を使用して1030および60mg/mlでのTSPとListex P100バクテリオファージ(10~8 PFU/g)単独および併用で処理した。処理した試料は,4と10°Cで6日間貯蔵した。処理した試料のpH及び色に及ぼす処理の影響を評価した。ファージ処理のみ有意に(p<0.05)は,それぞれ4と10°Cで約0.5及び0.6log CFU/ml及び生鮮カットメロンの新鮮カットトマトに汚染したリステリア菌を減少させた1.30および1.49log CFU/ml。10mg/mlのファージT SPの添加は新鮮カットメロンにのみ有効であったが,30と60mg/mlのファージTSPはそれぞれ4と10°Cで接種したトマト1及び2log,メロンを減少させた2および5log。塩素処理は1 2log減少を示した。メロン,pH及び色パラメータはわずかに両試料上の障害処理の組合せと共に増加しないとは異なりファージ力価はトマトに急速に減少した。ファージTSP組合せは生鮮食品におけるリステリア症発生を制御するための有効なツールとして役立つであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *リン酸 ,  塩素処理 ,  不活性化 ,  塩素 ,  *バクテリオファージ ,  高速度 ,  対数 ,  トマト ,  溶解 ,  *リステリア菌 ,  メロン ,  生鮮食品 ,  スイカ
準シソーラス用語： リステリア症 ,  農産物 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Listeria monocytogenes ,  バクテリオファージ ,  有機塩 ,  ナトリウムhypochlorite ,  トマト ,  スイカ

分類 (5件)： 食品の汚染  (FJ01053P) ,  食品衛生一般  (FJ01051H) ,  肉製品  (FJ12033F) ,  動物性水産食品  (FJ13020C) ,  果実とその加工品  (FJ11030Z)

タイトルに関連する用語 (8件)： 農産物 ,  リステリア菌 ,  成長 ,  ナトリウム ,  りん酸 ,  増強 ,  ファージ ,  溶解