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J-GLOBAL ID：201702248399064002   整理番号：17A1054462

マイクロラマン散乱を用いた0.5Ba(Ti_0.8Zr_0.2)-0.5(Ba_0.7Ca_0.3)TiO₃鉛フリー強誘電体における斜方晶系-正方晶系相転移の研究

Investigation of Rhombohedral-to-Tetragonal Phase Transition in 0.5Ba(Ti_0.8Zr_0.2)-0.5(Ba_0.7Ca_0.3)TiO₃ Lead-Free Ferroelectric Using Micro-Raman Scattering

著者 (3件)： SINGH Gurvinderjit (Raja Ramanna Centre for Advanced Technol., Indore, IND) ,  SATHE Vasant (UGC-DAE Consortium for Scientific Res., Indore, IND) ,  TIWARI V.S. (Raja Ramanna Centre for Advanced Technol., Indore, IND)
資料名： Journal of Electronic Materials  (Journal of Electronic Materials)
巻： 46  号： 8  ページ： 4976-4980  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： D0277B  ISSN： 0361-5235  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チタン酸バリウムおよびその固溶体は,その圧電特性について広く検討されており,鉛ベースの圧電素子の代替物として探究されてきた。本稿では,温度依存性マイクロラマン散乱を用いて0.5Ba(Ti_0.8Zr_0.2)-0.5(Ba_0.7Ca_0.3)TiO₃鉛フリー強誘電体セラミックの斜方晶系-正方晶相転移を調べた。菱面体晶および正方晶相は,ラマンスペクトルのフォノン縦モードA(LO1)およびフォノン横モードA(TO3)と区別することができた。結果は,温度の上昇と共に菱面体晶から正方晶相への段階的な交叉が観察されたことを明らかに示した。又,相転移温度付近の12Kの温度範囲で菱面体晶と正方晶の相が共存することも明らかにした。

シソーラス用語： *Raman散乱 ,  *除去 ,  *機能性セラミック ,  チタン酸バリウム ,  温度依存性 ,  相転移 ,  顕微Raman分光法
準シソーラス用語： マイクロRaman分光法 ,  *鉛フリー ,  *強誘電体セラミック

分類 (2件)： 固体デバイス材料  (NC03020K) ,  電子分光法  (BK01050P)

タイトルに関連する用語 (7件)： ラマン散乱 ,  鉛フリー ,  強誘電体 ,  斜方晶系 ,  正方晶系 ,  相転移 ,  研究