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J-GLOBAL ID:201702248615767146   整理番号:17A0498669

アミロイド原線維の検出,阻害,分解:光学プローブと大環状受容体の役割

Detection, inhibition and disintegration of amyloid fibrils: the role of optical probes and macrocyclic receptors
著者 (2件):
資料名:
巻: 53  号: 19  ページ: 2789-2809  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0376B  ISSN: 1359-7345  CODEN: CHCOFS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アミロイド原線維は高秩序化β-シートへの蛋白質の異常凝集により形成され,Alzheimer病,Parkinson病,プリオン病などの幾つかの神経変性疾患の主因であると信じられ,広範な生化学,生物物理学,臨床研究の対象となっている。光学的な分光学手法を用いた原線維形成の早期検出と,低分子の導入によるアミロイド原線維/プラークの阻害/分解のための方法の開発は,これらの神経変性疾患と闘うための,臨床的に容易な治療介入を確立する上で主要な挑戦課題である。本総説は,蛍光プローブと,ククルビツリル,カリックスアレーン,シクロデキストリン等の大環状ホストを用いた,成熟した原線維の光学的検出,阻害/分解に関する,著者等を含めた異なる研究グループからの最近の報告結果を提供した。広範な分光領域における多数のフルオロホアからの部位特異的または分光的に異なる蛍光放出を用いて,異なる蛋白質/ペプチド,主にインシュリン,α-シヌクレイン,トランスサイレチン,barstar,リゾチーム,Aβ40ペプチド等の原線維化を検出した。他方,大環状受容体はアミノ酸残基の分子認識を通して蛋白質間相互作用を修飾する一方で,キャビタンドの一つであるp-スルホナトカリックスアレーン類は有効な表面電荷相互作用を通して成熟原線維の分解を引き起こし,伸長した原線維構造を不安定化して可溶性または微細粒子にした。望ましいことに,外来p-スルホナトカリックス[4/6]アレーン類の存在は細胞生存に対して如何なる毒性も付与せず,アミロイドーシスの治療薬として潜在的有用性を持つ。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  分子化合物 
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