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J-GLOBAL ID:201702248618683892   整理番号:17A1703333

sp7遺伝子はメダカ(Oryzias latipes)脊柱発生における骨芽細胞系細胞の成熟に必要である【Powered by NICT】

The sp7 gene is required for maturation of osteoblast-lineage cells in medaka (Oryzias latipes) vertebral column development
著者 (6件):
資料名:
巻: 431  号:ページ: 252-262  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Sp7は哺乳類の骨芽細胞分化に必須であることを亜鉛フィンガー転写因子である。硬骨魚類における骨芽細胞系細胞の特徴を検証するために,転写活性化因子様エフェクターヌクレアーゼ(TALEN)ゲノム編集システムを用いたメダカsp7変異体を確立した。これらの変異体は骨格構造の形成に重篤な欠損を示した。特に,神経弓と血管弓は形成されず,弦中心が形成された。トランスジェニックメダカの解析はsp7変異体は椎体周辺と椎弓の近位領域でのX型コラーゲンa1a(col10a1a)陽性骨芽細胞様細胞の正常な分布を持っていたことを明らかにした。sp7変異体表現型はcol10a1a陽性細胞における外因性sp7発現,並びにsp7陽性骨芽細胞で救済された。runx2陽性骨芽細胞前駆細胞は脊柱発生時の椎弓,椎体ではなく,が観察された。添加では,これらの骨芽細胞前駆細胞はcol10a1a陽性細胞に分化した。sp7変異体において,runx2陽性細胞は通常未成形椎弓の領域に分布していたがcol10a1a陽性細胞に分化しなかった。これらの結果は,骨芽細胞系細胞は椎弓と椎体の発生中の二つの異なった分化過程を受けることを示した。それにもかかわらず,著者らの結果は,骨芽細胞系細胞におけるsp7遺伝子発現は脊柱と他の骨格構造を形成する成熟骨芽細胞への分化に必要であることを確認した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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発生と分化  ,  骨格系 

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