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J-GLOBAL ID:201702248827164271   整理番号:17A0287839

ヒトRhoグアニンヌクレオチド交換因子11(ARHGEF11)は樹状突起形成を調節する

Human Rho Guanine Nucleotide Exchange Factor 11 (ARHGEF11) Regulates Dendritic Morphogenesis
著者 (8件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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周産期および青年期のシナプス結合の障害は,統合失調症の病態生理に関連すると仮定されている。Rhoグアニンヌクレオチド交換因子11(ARHGEF11)は,アクチン細胞骨格ダイナミクスの重要な制御因子であるRhoAの特異的グアニンヌクレオチド交換因子(GEF)であり,樹状突起棘の形成および背骨維持の阻害剤である。ARHGEF11変異体は,日本人集団における統合失調症発症のリスクが高いことが報告されている。しかしながら,ARHGEF11が樹状突起棘における統合失調症の病因にどのように寄与するかは不明である。従ってまずラット大脳皮質の樹状突起棘におけるARHGEF11の分布,結合および機能を調べた。ラット大脳皮質の細胞分画後,ARHGEF11は,シナプス前およびシナプス後密度の蛋白質を含むシナプトソーム画分を含むP2画分において,シナプトフィジンおよびシナプス後密度蛋白質95(PSD-95)で検出された。内在性ARHGEF11をシナプトフィジンまたはPSD-95と共免疫沈降させた。in vitroで28日目の皮質初代ニューロンにおいて,免疫染色により,樹状突起に局在し,PSD-95およびシナプトフィジンと共局在するARHGEF11が明らかになった。外因性ARHGEF11の過剰発現は,棘の数を有意に減少させた(p=0.008)。これらの結果は,ARHGEF11がシナプス膜および脊椎の調節と関連している可能性が高いことを示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  中枢神経系 
タイトルに関連する用語 (4件):
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