文献

J-GLOBAL ID：201702248966698932   整理番号：17A0413399

能登半島西岸の離水波食地形を用いた旧汀線高度の検討

著者 (5件)： 小林航 (北陸電力) ,  浜田昌明 (北陸電力) ,  奥山大嗣 (北陸電力) ,  奥山大嗣 (福井大) ,  山本博文 (福井大)
資料名： 北陸電力株式会社技術開発研究所研究開発年報
号： 51  ページ： 62-66  発行年： 2017年02月24日 
JST資料番号： L7983A  ISSN： 1881-7963  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 能登半島西岸における最近数1000年の累積的な地殻変動の全体像は,まだ明らかになっていない。それを明らかにする手がかりとなる完新世の旧汀線高度を表す指標として,風化の影響が少なく認定が容易な海食洞内部の波食ノッチに注目して調査を行った。その結果,旧汀線高度は標高2m付近に分布していた。これらの形成年代の解明が今後の課題である。

シソーラス用語： *半島 ,  完新世 ,  海岸 ,  *汀線 ,  *高さ ,  洞窟 ,  *切欠き ,  海面高度
準シソーラス用語： *能登半島 ,  波食崖 ,  標高 ,  海食洞 ,  *波食ノッチ ,  *汀線高度

分類 (2件)： 第四紀  (DE02070C) ,  自然地理学  (DF01000Z)

引用文献 (2件)：

• 小林 航・浜田昌明・山口弘幸・高山陶子・石神慎太郎・平松良浩: 「能登半島沿岸の海食崖に分布する微地形の形状と成因」, 日本地球惑星科学連合 2015年大会予稿集, HGM22-P04 (2015)
• 山本博文・木下慶之・中川登美雄: 「福井県越前海岸沿い断層群の活動履歴について」, 日本海地域の自然と環境, 17, pp.57-78 (2010)

タイトルに関連する用語 (4件)： 能登半島 ,  地形 ,  汀線 ,  高度