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J-GLOBAL ID：201702248999033212   整理番号：17A1202567

カーボンナノチューブ空気極による超高容量なリチウム空気電池の開発

著者 (2件)： 野村晃敬 (物質・材料研究機構) ,  久保佳実 (物質・材料研究機構)
資料名： クリーンエネルギー
巻： 26  号： 10  ページ： 24-29  発行年： 2017年10月10日 
JST資料番号： L1693A  ISSN： 0918-7510  CODEN： KUENE9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カーボン空気極の緻密な設計により,リチウム空気電池から巨大なセル容量を引き出すことに成功した結果を紹介した。再生可能エネルギーが安定な電源となるためにはかつてない高容量化と低コスト化が求められる。リチウム空気電池はリチウムイオン電池に代わる蓄電デバイスの開発を行った。セル容量の鍵を握るのが空気極だが,カーボンナノチューブを繊維状のナノカーボンでシート状に加工して電極とした。空気極は放電中に過酸化リチウムが析出し,充電により分解され元に戻るという挙動の特徴があり,高容量セル実現の理由と考えられる。

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  *カソード ,  *リチウム二次電池 ,  *空気電池 ,  充放電サイクル ,  再生エネルギー ,  リチウムイオン電池 ,  二次電池 ,  クラスタ分子 ,  ナノ構造 ,  炭素 ,  リチウム化合物 ,  過酸化物
準シソーラス用語： ナノカーボン ,  *リチウム空気電池 ,  過酸化リチウム ,  *空気極

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (4件)： カーボンナノチューブ ,  空気極 ,  リチウム空気電池 ,  開発