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J-GLOBAL ID：201702249323859009   整理番号：17A0562482

スケールアップの化学工学(2)-材料の構造形成-

著者 (1件)： 山口由岐夫
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 81  号： 5  ページ： 262-264  発行年： 2017年05月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 混合液の相分離や相転移による種々の形態を持つ材料の形成について解説した。相分離ルートでは,過飽和状態から不連続と連続分離によりナノ粒子やゲル生成する。また,相転移ルートでは,分子クラスタを通じてゲル形成が生ずる。温度-組成の状態図上で,相分離と相転移ルートを解説し,透明ゲルと不透明ゲルの存在やnm~mmの空間スケールを持つことを解説した。また,エマルジョンのW/OやO/W転相や流体運動によっても種々の形態物が生成することも解説した。

シソーラス用語： *ゲル ,  ヒドロゲル ,  ゾル ,  相分離 ,  相転移 ,  クラスタ分子 ,  状態図 ,  サイズ効果 ,  乳濁液 ,  マイクロエマルション ,  材料科学

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  晶析  (XD02070T)

引用文献 (20件)：

• 田中肇:高分子,52(8),572-577(2003)
• 柴山充弘:ながれ,29,337-344(2010)
• 梅屋薫:レオロジー,燃料協会誌,64(9),779-790(1985)
• 本田隆ら,高分子論文集,56(12),762-771(1999)
• Kim,S.G. et al.:Phys.Rev.E,60(6),7186-7197(1999)

タイトルに関連する用語 (3件)： スケールアップ ,  化学工学 ,  構造形成