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J-GLOBAL ID：201702249387591428   整理番号：17A0041671

海洋音響の基礎と応用-海洋音波伝搬-(5)放物型放程式法による音波伝搬解析

著者 (1件)： 土屋健伸 (神奈川大 工)
資料名： 海洋音響学会誌  (Journal of the Marine Acoustics Society of Japan)
巻： 44  号： 1  ページ： 23-34  発行年： 2017年01月01日 
JST資料番号： L1051A  ISSN： 0916-5835  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 海洋を含む水中の音波伝搬特性は,波動方程式で記述される。この波動方程式を数値解析する手法は種々あり,先の講座ではノーマルモードによる解析手法を解説した。本講座では,音波伝搬方向に環境が変化する海洋における音波伝搬を記述する波動理論に基づく放物型方程式(PE)法について,概説する。具体的には,放物型方程式法の解法との関連でその定式化,ADI法による3次元伝搬解析,直交座標系PE法による3次元伝搬解析,及び解析プログラムのフローチャートと解析時の注意点との関連で近似精度,さらに太平洋中緯度域での音波伝搬の解析例について概説する。

シソーラス用語： *音波伝搬 ,  *水中音響 ,  計算機シミュレーション ,  *数値計算 ,  *波動方程式 ,  音場 ,  *差分法 ,  基準モード ,  方程式 ,  放物線方程式 ,  海洋音響 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： Crank-Nicolson法

分類 (1件)： 海水の物理的性質  (DC06020V)

引用文献 (6件)：

• 土屋健伸,′′海洋における音波伝搬解析(2) 放物型方程式(ParabolicEquation)法,′′海洋音響学会誌,28,147-154(2001).
• 土屋健伸,松本さゆり,高橋茉里,穴田哲夫,遠藤信行,′′放物型方程式法に基づく海洋音波伝搬解析手法の開発,′′海洋音響学会誌,35,255-267(2008).
• 土屋健伸,′′最近の海洋音波伝搬数値解析手法の紹介,′′海洋音響学会誌,40,201-206 (2013).
• 土屋健伸,′′最近の波動理論に基づく海洋内の3次元音波伝搬解析,′′日本音響学会誌,70,644-651(2014).
• (独)海洋研究開発機構,海洋音響トモグラフィ観測実験の概要とデータ解説,URL:http://www.jamstec.go.jp/TOMOGRAPHY/tomography_report.pdf,p.5

タイトルに関連する用語 (6件)： 海洋音響 ,  基礎 ,  応用 ,  海洋 ,  音波伝搬 ,  解析